埼玉県戸田市、荒川を堰き止めた彩湖(荒川調節池)の東岸に整備された公園が、彩湖・道満グリーンパーク。公園面積66.7haを誇る戸田市の市営公園で、バーベキューガーデン、道満ドッグラン、道満河岸つり場、各種のスポーツ施設、彩湖自然学習センター、ピクニック広場などが整備されています。
彩湖(荒川調節池)の東岸の荒川河川敷が広大な公園に
彩湖(荒川調節池)の東岸は、戸田市の西端で、アシの茂る荒川の河川敷を整備して、道満グリーンパークを造成したもの。
ドッグランは、利用者のアンケートの結果で開設された芝生のドッグラン(定休日に注意)。
スポーツ施設は、テニスコート、ソフトボール場、野球場、サッカー場、陸上競技場などが完備。
北端、さいたま市寄りにあるピクニック広場の荒川側は、戸田ヶ原自然再生エリアになっています。
南端は、東京外環自動車道の美しい斜張橋、幸魂大橋(さきたまおおはし)で、公園の風景にアクセントを添えています。
国道298号に隣接する他、外環道の戸田西ICからも利用でき、車での立ち寄りも便利。
駐車場も北、中央、南、南2と4ヶ所整備されています。
彩湖・道満グリーンパークの北側(彩湖北岸)は、公園面積15haの荒川彩湖公園(さいたま市桜区)で、武蔵野線を隔てて国の特別天然記念物の田島ヶ原サクラソウ自生地(桜草公園)があります。
道満河岸金魚つり場は、旧荒川の船着き場跡
道満河岸つり場は、荒川の旧河川の一部を利用してつくられた釣り場で、へら鮒つり場、金魚つり場に分かれ、金魚つり場のある場所は、荒川舟運の道満河岸(船着き場)、そして道満の渡しの跡(河岸があったのはかつての内谷村)。
道満河岸は県道蕨志木線の扱いで、県営渡船(道満の渡し=蕨方面と志木・川越方面とを結ぶ交通路)が発着する県営船着場でもあったのです。
道満河岸は、対岸に地蔵堂があったことから地蔵河岸、地蔵木河岸とも呼ばれていました。
道満河岸には船宿が2軒営業していましたが、荒川改修工事で、新荒川が完成し、道満河岸一帯は廃川となったのです。
昭和33年、当時戸田町(現在戸田市)と美笹村が合併、戸田町観光協会はこのとき古川(道満河岸)の利用に着目し、道満河岸つり場をオープンさせ、さらに昭和44年には、道満河岸金魚つり場が開場しています。
彩湖・道満グリーンパーク | |
名称 | 彩湖・道満グリーンパーク/さいこ・どうまんぐりーんぱーく |
所在地 | 埼玉県戸田市大字重瀬745他 |
関連HP | 戸田市水と緑の公社公式ホームページ |
電車・バスで | JR西浦和駅から徒歩30分 |
ドライブで | 東京外環自動車道戸田西ICからすぐ |
駐車場 | 1260台/有料 |
問い合わせ | 彩湖・道満グリーンパーク管理事務所 TEL:048-449-1550 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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