日本さくら名所100選 甲信越7ヶ所

平成2年に公益財団法人日本さくらの会の創立25周年記念として、当時の建設省、運輸省、環境庁、林野庁、全国知事会、財団法人国際花と緑の博覧会協会の後援で選定された「日本さくら名所100選」。9つの基準をクリアして選ばれた「桜の名所」は、甲信越3県(新潟・長野・山梨)に7ヶ所。古城の桜が多いのが甲信越です!

新潟県

新潟県の桜の名所といえば、白山神社(新潟市)、信濃川やすらぎ堤緑地(新潟市)、鳥屋野潟(新潟市)、悠久山公園(長岡市)、赤坂山公園(柏崎市)、加治川堤(新発田市)、美山公園(糸魚川市)、真野公園(佐渡市)、弥彦公園(弥彦村)、小出公園(魚沼市)などなど、県内各地に名だたるスポットがズラリ。そのなかで「日本さくら名所100選」に選定されるのは、大河津分水(燕市)、村松公園(五泉市)、高田城址公園(上越市)の3ヶ所。

大河津分水(燕市)

ソメイヨシノ3000本
例年の見頃:4月上旬〜4月中旬

大河津分水

越後平野の河川の氾濫を防ぐために大正11年に完成した、信濃川からの分水(運河)が大河津分水(おおこうづぶんすい)。全長9.1kmの分水路ですが、堤防上には3000本ものソメイヨシノが植栽され、「日本さくら名所100選」にも選定されています。

村松公園(五泉市)

ソメイヨシノ3000本
例年の見頃:4月中旬

村松公園

江戸時代、堀家3万石の城下町として、戦前・戦中は軍都として栄えた村松(現・五条市)。村松公園は、標高104mの愛宕山を中心にした37haの広大な都市公園。明治39年に当時の村松町民と軍(歩兵30連隊)の協力により日露戦役記念で造園された公園

高田城址公園(上越市)

ソメイヨシノなど4000本
例年の見頃:4月中旬

高田城址公園(高田城)

1614(慶長19)年、徳川家康の六男・松平忠輝(まつだいらただてる)によって築かれたのが上越市にある高田城。加賀前田家を牽制するため、大名の普請によって建てられた輪郭式の平城は、面積60haを超え、高田藩60万石にふさわしいものでした。現

長野県

松代城跡(長野市)、国宝松本城(松本)、上田城跡公園(上田)、飯田市大宮通り桜並木(飯田市)、高島公園(諏訪市)、飯山城址(飯山市)、龍岡城五稜郭(佐久市)、千人塚公園(飯島町)と、城跡を中心に日本アルプスを借景にする桜の名所がズラリ。そんな信州で、「日本さくら名所100選」に選定されるのは臥竜公園(須坂市)、小諸城址懐古園(小諸市)、高遠城址公園(伊那市)の3ヶ所。

臥竜公園(須坂市)

ソメイヨシノなど600本
例年の見頃:4月中旬

臥竜公園

臥竜山(471m)とその麓の竜ヶ池を中心とした須坂市にある公園で、昭和6年、日比谷公園などを設計した「公園の父」・本多静六が設計。園内には須坂市動物園、須坂市臥竜山公会堂もあり、とくに須坂動物園は須坂市の人気施設のひとつです。松と桜の名所で

小諸城址懐古園(小諸市)

ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ヤエザクラなど400本
例年の見頃:4月中旬〜4月下旬

懐古園(小諸城址)

小諸駅の西側に位置する懐古園は、小諸城の城跡。信玄の軍師だった山本勘助が縄張りしたという小諸城は、城下町よりも一段低い位置に築かれた珍しい「穴城」。11の丘と12の谷で構成される19万平方メートルの広大な城跡公園となっており、春は桜の名所、

高遠城址公園(伊那市)

タカトオコヒガンザクラ1500本
例年の見頃:4月上旬〜4月下旬

高遠城址公園

高遠城(たかとおじょう)は、武田氏が伊那侵攻の拠点とした城。江戸時代に入り、上伊那の城の大半が廃されましたが、明治維新まで大名の居城として残されました。城跡には、1500本のコヒガンザクラが植えられ、全国でも屈指の桜の名所で、「日本さくら名

山梨県

山梨県の桜の名所といえば、舞鶴城公園(甲府市)、武田神社(甲府市)、岩殿山丸山公園(大月市)、清春芸術村(北杜市)、身延山久遠寺(身延町)など。さらに神代桜など高原に咲く一本桜でも有名です。そんな山梨県で、「日本さくら名所100選」に選定されるのは意外と無名の大法師公園(富士川町)。

大法師公園(富士川町)

ソメイヨシノなど2000本
例年の見頃:3月下旬〜4月上旬

大法師公園

富士川町鰍沢地区の市街地背後の大法師山の中腹にある自然公園。甲府盆地の南西端にあたり、甲府盆地を一望にできるほか、天気がよい日には富士山をはじめ八ヶ岳、秩父までも見渡せる絶景の地。公園としての整備が予定された頃から、山全体に桜の植林も進めら

日本さくら名所100選 甲信越7ヶ所
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