島根県松江市、宍道湖東岸に位置するの緑地公園は松江湖畔公園と総称されていますが、袖師町にある岸公園は島根県立美術館の湖畔側にあり、手頃に夕日を眺められるスポットとして人気の場所。巨大な白御影の石柱2本の間に反り橋を配置したモニュメント「風門」(東京芸術大学学長・澄川喜一作)が配されています。
宍道湖に沈む夕日を眺める絶景の公園
「宍道湖の夕日に映えるいい作品を造りたい」という作者の狙い通り、夕日に素敵にマッチ。
平成15年の土木学会デザイン賞を受賞しています。
島根県立美術館の前庭ともなる芝生には12匹の「宍道湖うさぎ」が配され、湖から2番目のウサギに西を向きながら触ると幸せが訪れるという、縁結びの出雲ならではの噂も・・・(地元で縁結びの地としてPR中)。
籔内佐斗司(やぶうちさとし)制作のブロンズ製のうさぎです。
ちなみに岸公園は、宍道湖の岸にある公園と思われがちですが、松江雑賀町(現・島根県松江市雑賀町)出身で「近代スポーツの父」として慕われた岸清一(きしせいいち/東京には岸記念体育会館があります)の遺族から寄贈を受けて床几山に開設した「岸運動場」が前身。
「岸運動場」が昭和30年に松徳女学院に売却されたことを受け、昭和40年に宍道湖畔の埋立地に岸公園が造成されたもの。
名称 | 松江湖畔公園・岸公園/まつえこはんこうえん・きしこうえん |
所在地 | 島根県松江市袖師町4-1 |
関連HP | 松江市公式ホームページ |
電車・バスで | JR松江駅から松江市営バス南循環線内回りで6分、県立美術館前下車 |
ドライブで | 山陰自動車道松江西ICから約3km |
駐車場 | 6台/無料 |
問い合わせ | 松江市公園緑地課 TEL:0852-55-5377 |
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