阿久沢家住宅
群馬県前橋市柏倉町にある茅葺き(かやぶき)寄棟造り(よせむねづくり)の古民家が、阿久沢家住宅(あくざわけじゅうたく)。周辺に多い阿久沢氏の本家筋に当たる旧家で、江戸時代初期にこの地に住み着き、17世紀末に現存する建物を建…
群馬県前橋市柏倉町にある茅葺き(かやぶき)寄棟造り(よせむねづくり)の古民家が、阿久沢家住宅(あくざわけじゅうたく)。周辺に多い阿久沢氏の本家筋に当たる旧家で、江戸時代初期にこの地に住み着き、17世紀末に現存する建物を建…
高知県宿毛市山奈町にある、国の重要文化財に指定される明治以前の若者組の合宿所(若者宿)の建物が、浜田の泊屋(はまだのとまりや)。宿毛市山奈町大字芳奈の浜田、下組、道ノ川、靴抜の4ヶ村にはそれぞれ専用の高床式独立家屋の泊屋…
高知県安芸郡北川村、魚梁瀬地区からの伐採木搬出のため、明治44年〜昭和17年に農商務省の直轄事業で建設された森林鉄道が魚梁瀬森林鉄道。遺構のひとつ、国の重要文化財に指定されるコンクリート橋が、旧魚梁瀬森林鉄道施設・堀ヶ生…
高知県須崎市、横浪半島の浦ノ内湾側に鎮座する古社が、鳴無神社(おとなしじんじゃ)。もともとの参道は海から入るようにつくられることから、「土佐の宮島」とも。寛文3年(1663年)、土佐藩2代藩主・山内忠義(やまうちただよし…
宮城県石巻市を流れる旧・北上川と北上運河の接続点に明治13年に完成した歴史ある閘門(こうもん)が石井閘門。ゲートはもともとは木製でしたが、昭和41年に鋼製に変更されています。日本最古のレンガ造り西洋式閘門で、国の重要文化…
埼玉県志木市、敷島神社境内にあるのが田子山富士塚。富士講の信者が、古墳といわれた田子山塚の上に三十三尺(10m)の土を盛り、2年8カ月の歳月をかけ、明治5年6月に丸吉講により完成した富士塚です。現存する富士塚では最大級の…
東京都豊島区高松2丁目、長崎神社の境外末社、富士浅間神社の境内にあるのが豊島長崎の富士塚。文久2年(1862年)に築造された高さ8m、直径21mという大規模な富士塚で、国の重要文化財に指定。塚の表面には富士山から運ばれた…
東京都台東区下谷2丁目の小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)の境内に築かれているのが下谷坂本の富士塚。下谷坂本富士とも通称される富士講の築いた高さ5m、直径16mの富士塚で、国の重要文化財に指定される5ヶ所の富士塚のひと…
東京都練馬区小竹町、江古田浅間神社(茅原浅間神社)の境内に築かれている高さ8m、直径30mの富士塚が江古田の富士塚。江戸時代後期の天保10年(1839年)、下練馬村、中新井村、中村の富士講の講中で構成される小竹丸祓講(こ…
福岡県福岡市中央区天神にあるレンガ造りのレトロな洋館が福岡市赤煉瓦文化館。東京駅の設計で知られる辰野金吾、片岡安の設計で明治42年に竣工した旧日本生命保険相互会社九州支店を再生公開したもの。国の重要文化財に指定されていま…
京都府京都市中京区、京都府京都文化博物館本館の南側に隣接し、三条通に面して建つ京都府京都文化博物館別館は、赤レンガに白の御影石がシックなコントラストを描いた旧日本銀行京都支店。古い家並みが残る「三条通界わい景観整備地区」…
京都府京都市中京区、二条城の南にある伝統的建造物(町家)が二條陣屋。江戸時代初期の陣屋(大名の宿泊所)。もとは御用商人であった小川家の住宅で、二条城の南にあるため、陣屋としても利用されるようになったもの。「小川家住宅」と…
岐阜県美濃市を流れる長良川に架る人道吊橋が美濃橋。大正5年8月完成した吊橋で、歩行者、自転車のみ通行可能ですが、今も現役。現存する最古の近代吊橋で、国の重要文化財に指定されるほか、土木学会選奨土木遺産を受賞。張られたネッ…
高知県安芸郡北川村小島にある森林鉄道の遺構が、旧魚梁瀬森林鉄道施設・小島橋(きゅうやなせしんりんてつどうしせつこじまばし)。魚梁瀬森林鉄道の鉄道橋として昭和7年に架橋された橋長143.0mの橋で、国の重要文化財に指定。
宮崎県都城市にある古社が輿玉神社(こだまじんじゃ)。創建は不詳だが、明治以前は久玉(くだま)大明神と称していた。明治初年に猿田彦命(さるたひこのみこと)、大名持命(おおなもちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)を…
岐阜県高山市上川原町、益田街道(飛騨川沿いに美濃太田へと通じた尾張街道)沿いに建ち薬種商を営む「原三」商店の店舗兼用住宅だった町家が松本家住宅。現存する建物は、明治8年の大火を奇跡的に免れた江戸時代末期建築で、国の重要文…
千葉県南房総市石堂、石堂寺の墓地横に建つ古い農家が旧尾形家住宅。尾形家は中条流(豊臣秀吉の家臣・中条帯刀を祖とする産婦人科の流派)の医者、尾形宮内を初代とし、珠師ヶ谷(しゅしがやつ)の名主を務めた名家。現存する建物は享保…
佐賀県唐津市北城内、唐津城本丸西南の海岸沿いに建つ、高取伊好(たかとりこれよし)の旧宅が旧高取邸。中庭を囲むようにして建つ住宅は、明治後期から大正時代に建てられたもので、和洋折衷の近代建築遺産として、国の重要文化財に指定…