室沢の棚田
「にほんの里100選」(朝日新聞社・森林文化協会)に選定の群馬県前橋市粕川町室沢にある棚田が、室沢の棚田(室沢棚田)。木の実幼稚園の北西に位置する棚田で、赤城山麓より流れ出る清流を使って米が栽培され、遊休地を解消する棚田…
「にほんの里100選」(朝日新聞社・森林文化協会)に選定の群馬県前橋市粕川町室沢にある棚田が、室沢の棚田(室沢棚田)。木の実幼稚園の北西に位置する棚田で、赤城山麓より流れ出る清流を使って米が栽培され、遊休地を解消する棚田…
群馬県前橋市の赤城山南麓の古墳密集地帯、城南地区にある大室古墳群(国の史跡)のひとつが前二子古墳。墳丘長94m(全長148m)の前方後円墳で、石室も公開されています。しかも前二子古墳は、明治13年、日本で最初に西洋の科学…
群馬県前橋市、前橋城跡に建つ群馬県庁は、33階建て。高さ153mは、県庁舎としては日本一の高層ビル(都道府県庁舎としては東京都庁舎に次ぐ)です。33階は機械室で、実質的な最上階は32階の展望ホール。1階から展望用エレベー…
群馬県前橋市二之宮町にある古社で、上野国二之宮、『延喜式神名帳』記載(式内社)の赤城神社にも比定される古社が二宮赤城神社(にのみやあかぎじんじゃ)。神社の北東には4基の前方後円墳からなる大室古墳群があり、赤城神と関係の深…
群馬県前橋市を流れる広瀬川の河畔、厩橋(うまやばし)近くに建つのが広瀬川美術館。昭和23年築の木造2階建ての建物は、郷土出身の画家で二紀会審査委員・近藤嘉男(こんどうよしお)氏の自宅兼アトリエだったもので、平成9年に美術…
群馬県前橋市を流れる広瀬川の河畔緑地に建つのが萩原朔太郎記念館(はぎわらさくたろうきねんかん)。生家(現・前橋市千代田町2-1-17)にあった土蔵、生家の裏庭にあった書斎、離れ座敷を移築、復元したもの(敷島公園内から再移…
群馬県前橋市で東照大権現(徳川家康)を祀る神社が、前橋東照宮。結城秀康(ゆうきひでやす=徳川家康の次男)の四男・松平直基(まつだいらなおもと)が家康のルーツである松平姓を継承。引っ越し大名と呼ばれた松平直基に始まる越前松…
群馬県前橋市にある、徳川の重臣・酒井家の墓所のある寺が龍海院。徳川家康の祖父・松平清康(まつだいらきよやす)が三河国岡崎(愛知県岡崎市)に建立、家臣の酒井正親家の菩提寺となったの満珠山龍海院。酒井重忠(さかいしげただ)が…
群馬県前橋市の群馬大学病院近くにある岩神稲荷神社は、その御神体が周囲60mという巨岩。実はこの岩神の飛石と呼ばれる巨岩、マグマのしぶきが火口の周囲に積み重なってできたもので、本来、火山から遠く離れた場所には存在しないもの…
群馬県前橋市にある、律令制の衰退期に誕生した古社が、上野国総社神社(正式名は總社神社)。古代、国府に赴任した国司は、一之宮から順に二之宮、三之宮と国内の神社を巡拝する習わしがありましたが、それを簡素化するために、国内の神…
昭和9年に東海林太郎(しょうじたろう)が歌った大ヒット曲『赤城の子守唄』(作詞:佐藤惣之助・作曲:竹岡信幸)、そして昭和14年の『名月赤城山』(作詞:矢島寵児・作曲:菊地博)。国定忠治と赤城山をテーマにしたこの2曲の歌碑…
昭和3年に完成した群馬県庁の庁舎が群馬県庁昭和庁舎。設計は早稲田大学大隅講堂、日比谷公会堂と同じ佐藤功一。関東近県では、最も先進的な建築技術を駆使した県庁で国の登録有形文化財になっています。平成11年まで本庁舎として使わ…
群馬県前橋市、群馬県庁昭和庁舎の向かい側に建つレトロな洋館は、昭和5年築の群馬県内最古の公会堂、群馬会館(国の登録有形文化財)。設計は群馬県庁昭和庁舎(昭和3年築)と同じく佐藤功一。佐藤功一は日比谷公会堂(昭和4年)、早…
群馬県前橋市の中心部を流れる広瀬川のほとりに整備された、緑あふれる緑地で、広瀬川河畔緑地緑道が整備されています。広瀬川は利根川水系の一級河川で、江戸時代に灌漑用水として整備され、農林水産省選定の「疎水百選」のひとつ。「水…
群馬県前橋市、利根川と広瀬川に挟まれた、36.6haという広大な面積を誇る運動・レクリエーション公園(群馬県管理のスポーツ施設区域17.8ha=北側と前橋市管理のレクリエーション区域18.8ha=南側)が敷島公園。大正1…
群馬県前橋市、敷島公園ばら園内にある戦前、日本一の蚕糸の町として栄えた前橋の歴史を伝える博物館が前橋市蚕糸記念館。建物は、明治45年に前橋市岩神町(現・前橋市昭和町3丁目)に建てられた国立原蠶種製造所(原蠶種/原蚕種=げ…
群馬県前橋市にある明治17年築の迎賓館で、本館、別館、茶室が国の重要文化財。本館は明治17年に初代群馬県令・揖取素彦(かとりもとひこ=元・長州藩士で吉田松陰の妹の夫、薩長同盟に尽力)が迎賓館として建てた近代和風の木造建築…
群馬県前橋市、赤城山山上、大沼(おの)の東南、駒ヶ岳と小地蔵岳の間にある中間・高層湿原が覚満淵(かくまんぶち)。かつてはカルデラ湖である大沼と古大沼湖を形成していましたが、乾燥化などで湿原化が進んでいます。「小尾瀬」とも…