金峯山寺・役行者像
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の中心、金峯山寺・蔵王堂の西、南北朝時代に南朝の皇居があった南朝妙法殿は、脳天大神龍王院からの石段が上がってくる場所。その石段455段を上りきった場所に立つのが大峯山を開いた修験道の開祖・役行者…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の中心、金峯山寺・蔵王堂の西、南北朝時代に南朝の皇居があった南朝妙法殿は、脳天大神龍王院からの石段が上がってくる場所。その石段455段を上りきった場所に立つのが大峯山を開いた修験道の開祖・役行者…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂の西側、現在は南朝妙法殿が建っている場所が、南北朝時代に南朝4代の天皇(後醍醐天皇・後村上天皇・長慶天皇・後亀山天皇)の皇居があった吉野朝宮跡(実城寺跡)。建武の新政に失敗した後…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂の前にあるのが、二天門跡(村上義光公忠死之碑)。北条方(鎌倉幕府軍)の攻撃で、吉野城落城の際、村上義光(むらかみよしてる)が大塔宮(おおとうのみや=護良親王・もりよししんのう/後…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂の前の玉垣に囲まれた一画は、鎌倉幕府倒幕の元弘の乱で大塔宮(おおとうのみや=護良親王・もりよししんのう/後醍醐天皇の皇子)が蔵王堂を本陣として山上の城塞化を押し進めた吉野城本陣の…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂のすぐ横に鎮座する古社が、威徳天満宮。社伝によれば、天徳3年(959年)の創建とも、天慶年中(938年~947年)、如意輪寺を創建した日蔵道賢(にちぞうどうけん)が勧請したともい…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の吉野大峯ケーブル吉野山駅に近い下千本にある金峯山寺の総門が、黒門。城の入口を守る高麗門のようなスタイルで、かつては公家大名でもこの門からは槍を伏せ馬を下りて通行したという門です。現存する黒門は…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山・奥千本で、大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)から少し西に外れた西行庵近くの山中に湧く清水が、苔清水。「とくとくと落つる岩間の苔清水汲みほすまでもなき住居かな」と西行が詠み、西行を慕ってここを訪…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山・奥千本の金峯神社近くにあるのが、義経隠れ塔。吉野山の伝承などでは、源義経と静御前が、追討の追っ手から身を隠したのが吉水院(現在の吉水神社)。大峯山は当時女人禁制だったため、この地で義経と静は別…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の奥千本にある標高698mのピークにある展望台が、高城山展望台(たかぎやまてんぼうだい)。後醍醐天皇が鎌倉幕府の倒幕に立ち上がった元弘の乱(げんこうのらん)の際、大塔宮(おおとうのみや=護良親王…
奈良県吉野郡吉野町、上千本から奥千本への途中、花矢倉展望台の脇にあるのが、世尊寺跡。世尊寺は、金峯山寺(きんぷせんじ)の塔頭(たっちゅう)で明治8年、廃仏毀釈の嵐により廃寺となった寺。寺跡に吉野三郎鐘と称される名鐘(国の…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の上千本から奥千本へと向かう途中、花矢倉展望台の取り付きにある首塚が、横川覚範首塚(よかわのかくはんくびづか)。吉野一の荒法師と呼ばれた僧兵・横川覚範は、源義経を追いますが、、佐藤忠信が花矢倉で…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の上千本から獅子尾坂を上り詰めた先、世尊寺跡にある展望台が、花矢倉展望台。眼下に上千本、中千本、蔵王堂を見下ろせ、遠く金剛・葛城・二上山を遠望する絶景の地。義経の忠臣、佐藤忠信は、追っ手を防ぐた…
奈良県吉野郡吉野町吉野山、如意輪寺境内にあるのが後醍醐天皇陵(ごだいごてんのうりょう)。鎌倉幕府を倒して建武新政を実施したものの、足利尊氏(あしかがたかうじ)の離反により、南朝政権(吉野朝廷)の樹立を余儀なくされた後醍醐…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山・上千本にある寺が竹林院(ちくりんいん)。旅館「竹林院群芳園」を併設しています。聖徳太子の創建と伝わり、古くは椿山寺(ちんざんじ)と称した古刹。空海(弘法大師)も入山し、常泉寺としたと伝わってい…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山最奥の青根ヶ峰近くに位置し、吉野山の地主神(じぬしのかみ)であり、金鉱の守り神である金山毘古命(かなやまひこのみこと)を祀る神社が金峯神社。尾根沿いに続く吉野山ですが、金峯神社から奥が奥千本とな…
奈良県吉野町の吉野山からは谷ひとつ挟んで離れた地に建つ浄土宗の古刹が如意輪寺(にょいりんじ)。平安時代の延喜年間(901年~922年)創建で、後に後醍醐天皇が吉野に行宮(あんぐう)を定めた際に勅願寺となり、本堂背後には吉…
奈良県吉野郡吉野町の吉野山・中千本ある「陀羅尼助」(だらにすけ)の本家。「フジイ陀羅尼助丸」は江戸時代からの歴史を伝える胃腸薬。吉野山に伝わる「陀羅尼助」は、修験道開祖である役行者(えんのぎょうじゃ=役小角・えんのおづぬ…
宮島の朱丹の大鳥居(重要文化財)、四天王寺の石の鳥居(重要文化財)と並んで「日本三大鳥居」に数えられるのが吉野山金峯山寺(きんぷせんじ)の銅の鳥居(かねのとりい)。銅製で、高さ7.5m。こちらも国の重要文化財。鋳銅製の円…