海底地下道(黒部漁港)

旋回橋の生地中橋が架かる黒部漁港(富山県黒部市)の入口。水路となった部分の海底には実は海底地下道(人道)が通っています。北の生地小学校側と南の順昌寺側を結ぶ珍しい海底の歩道です。車道に併設されたものではなく、海底の専用歩道は日本広しといえどもここだけ!

黒部漁港の海底をのんびり散歩

自転車も通行可能ですが、地下10mまで下るので階段が60段ほどあるのがネックになっています。
昭和57年に造られたもので壁面には地元の子供たちによる絵が描かれていて、ローカル色も満点。
生地の湧水めぐりなど散策途中にぜひ歩いてみたい場所となっています。

海底地下道(黒部漁港)
名称海底地下道(黒部漁港)/かいていちかどう(くろべぎょこう)
所在地富山県黒部市生地中区
電車・バスであいの風とやま鉄道線生地駅から徒歩30分
ドライブで北陸自動車道黒部ICから約7km
駐車場黒部漁港岸壁を利用
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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