秋吉台自然研究路

山口県美祢市秋芳町、秋吉台バス停から徒歩5分ほどの道沿いにある、秋吉台科学博物館（駐車場）を起点に、秋吉台の奇観を探勝する遊歩道が、秋吉台自然研究路。国の特別天然記念物にも指定される日本最大のカルスト台地、秋吉台の自然観察を目的に整備された道です。

秋吉台のダイナミックな景観を30分で楽しむ散策路

起伏に富んだ台地上にはすり鉢状の凹地「ドリーネ」、石灰岩柱が地表に現れた「カレンフェルト」などのカルスト地形が分布。
随所に案内板も設置されています。
初夏ならアザミ、秋にはススキなど、約1100もの野生植物も観察可能。

秋吉台自然研究路は若竹山（253.5m）、巨大な「ながじゃくり」ドリーネを巡る一周1.5kmの「カルスト展望台コース」で、所要30分。
上の国土地理院2万5000分の1地形図で凹地の表示はすべて、ドリーネ。
そのなかで若竹山に三角点が置かれるように、絶景のスポットだということがよくわかります。

往復2時間、北の長者ヶ森まで足を延ばすコースもありますが、単に長者ヶ森が目的なら、長者ヶ森駐車場からなら徒歩5分（若竹山からなら片道45分ほど必要です）。

秋吉台科学博物館

昭和32年、米軍による秋吉台空爆演習地問題が契機に、秋吉台の保護、学術的な研究を目的にカルスト展望台近くに築かれたのが秋吉台科学博物館。山口県美祢市立のミュージアムで、洞窟などで採取した化石を展示し、洞窟に生息する生物を紹介しています。さら

秋吉台カルスト展望台

山口県美祢市、およそ130平方キロメートルの面積を誇る、日本最大のカルスト台地が秋吉台。秋吉台案内所（エレベーター入口）から徒歩5分ほどにある、秋吉台カルスト展望台周辺は、変化に富んだ石灰岩の高原・秋吉台一帯が一望のもと。円形の2階展望部か

秋吉台

およそ1万3000haの面積を誇る、日本最大の石灰岩台地（カルスト台地）が、山口県美祢市の秋吉台。標高200mから400mほどの起伏に富んだ草原状の台地には、白く露出するカレンフェルト（石灰岩柱）がヒツジの群れのように点在。台地の下には、雨