安城産業文化公園デンパーク

安城産業文化公園デンパーク

明治用水の開通により大規模な開墾が行なわれ、農業の先進的な取り組みが実施されたため、大正末期から昭和初期にかけて「日本デンマーク」(日本のデンマーク)と呼ばれた安城市。そんな背景を持った安城の自然と親しみ、花のある暮らしをと造られたテーマパークが安城産業文化公園デンパークです。

花の大温室内にはオランダの町並みを再現

シンボルでもある高さ19mのデンマーク風車をはじめ、ヨーロッパ風お花畑、花木園、世界の梨園、木陰のギボウシ園、英国式庭園、ナンジャモンジャの森、花の大温室などがありお花見スポットとしても注目(入園前に公式ホームページで見頃の花のチェックを)。
花の大温室「フローラルプレイス」は、巨大なアトリウムの中にデンマークの町並みなどが再現されています。
大型木製遊具、スカイスライダー(ローラー滑り台)、カラフルな遊具、子ども広場もあるのでファミリーにも人気です。

広い園内はメルヘン号(園内循環バス)が運行し13分で一周。
また、「花と緑のウォーキングコース」も用意され、2.5km、30分ほどで一巡できる仕組みです。

レストランも地産地活ビュッフェレストラン「花車」、地ビール&地産地消レストラン安城デンビール「ホレ・フェスト」、箱すしなどの郷土料理、地元農家の新鮮野菜が味わえる「和食処ふるさと館」、ポテトフライ専門店「デリシャスファーム」と多彩。
デンマーク・北欧の輸入雑貨やギフトショップ、花工房などショップも営業。

「手作りソーセージ体験」、「花・ガーデニング体験」、工作体験など、体験メニューも充実しています(予約が必要なもの、期日限定もあるので公式ホームページで確認を)。

なお園外施設として「道の駅デンパーク安城」が整備されています。

安城は、「日本丁抹」(日本のデンマーク)

明治14年、明治用水の開通で、安城が原、五ヶ野が原と呼ばれた痩せた土地は、水田面積が4倍となる穀倉地帯へと変身します。
秋になり水門が閉ざされると、台地には麦、野菜、菜種、れんげなどが植栽される、多角的な農業経営がおこなわれるようになりました。
大正時代末期から昭和時代初期にかけて、安城を中心とした碧海郡(現在の安城市一帯)は、「日本丁抹」(日本のデンマーク)と呼ばれるように。
大正15年発行の『農政研究』は、日本丁抹號で、碧海郡の活動を紹介しながら「全日本を丁抹化すべく計画中」と宣言しています。
つまり、農業の先進国・デンマークを理想とする農業スタイルで、景観がデンマークに似ているというわけではなく、教育や農業経営などの環境整備が近代農業の模範ということだったのです。

名称 安城産業文化公園デンパーク/あんじょうさんぎょうぶんかこうえんでんぱーく
所在地 愛知県安城市赤松町梶1
関連HP 安城産業文化公園デンパーク公式ホームページ
電車・バスで JR安城駅からあんくるバス南部線東端行きで25分、デンパーク下車すぐ
ドライブで 知立バイパス和泉ICから約1km
駐車場 1000台/無料
問い合わせ TEL:0566-92-7111/FAX:0566-92-7115
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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