秋田県男鹿市、なまはげ館に隣接して建つのが男鹿真山伝承館。男鹿地方の典型的な曲家を再生し、男鹿半島で大晦日に行なわれる民俗行事である真山地区のなまはげ習俗を体験することができる施設です。「ナマケモノはいないか!」と、荒荒しい奇声を上げ畳を強く踏みしめながら歩き回る姿は、必見。
真山地区のなまはげ習俗を体感
古い伝統としきたりを厳粛に受け継ぐ、男鹿・真山地区のなまはげ。
大晦日のなまはげ行事の再現が、「なまはげ習俗学習講座」。
ナマハゲと家人との問答・やりとりの内容は現代風にアレンジされ、思わず笑う内容に。
男鹿真山伝承館の中門造りの建物自体(旧目黒家住宅主屋、平成7年に移築)も国の登録有形文化財に指定されています。
なまはげ館、男鹿真山伝承館の共通入館券が設定されています。
また、なまはげ館、男鹿真山伝承館の奥にある真山神社(しんざんじんじゃ)は、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは赤神山光飯寺という寺で、今に伝わる特異神事の『柴灯祭』(せどまつり)の神の使者「神鬼」の化身が、なまはげです。
なまはげは、「来訪神:仮面・仮装の神々」(男鹿のナマハゲ、甑島のトシドン、能登のアマメハギ、宮古島のパーントゥ、遊佐の小正月行事、米川の水かぶり、見島のカセドリ、吉浜のスネカ、薩摩硫黄島のメンドン、悪石島のボゼの10件)の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録。
男鹿真山伝承館 | |
名称 | 男鹿真山伝承館/おがしんざんでんしょうかん |
所在地 | 秋田県男鹿市北浦真山水喰沢97 |
関連HP | なまはげ館公式ホームページ |
電車・バスで | JR羽立駅から秋田中央交通バス安全寺行きで40分、真山下車、徒歩15分。または、JR羽立駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 秋田自動車道昭和男鹿半島ICから約35.5km |
駐車場 | 270台/無料 |
問い合わせ | 男鹿真山伝承館 TEL:0185-33-3033 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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