厳島神社・反橋
世界文化遺産に登録される厳島神社。国宝に指定される西廻廊へと渡る橋が反橋(そりばし)。名前の通りで太鼓橋で、往時は天皇からの使者(勅使)だけが許されたことから勅使橋とも呼ばれています。とても渡れるような形状ではないので、…
世界文化遺産に登録される厳島神社。国宝に指定される西廻廊へと渡る橋が反橋(そりばし)。名前の通りで太鼓橋で、往時は天皇からの使者(勅使)だけが許されたことから勅使橋とも呼ばれています。とても渡れるような形状ではないので、…
世界文化遺産登録の厳島神社参拝は、入口を入ると国宝・東廻廊ですが、すぐあるのが客神社(まろうどじんじゃ)。本殿、幣殿、拝殿、祓殿とあるのも御本社と同じなので、御本社と間違える人がいるほど。建物は鎌倉時代の仁治2年(124…
永禄4年(1561年)に大鳥居を再建した毛利元就(もうりもとなり)は、永禄11年(1568年)、観世太夫を招き、仮の能舞台を海中に設けて、能を奉納しています。現存する能舞台は江戸時代前期に広島藩主・浅野綱長が改築したもの…
プカプカと海に浮くという奇抜な構造の安芸の宮島・厳島神社。海(北西側)に向かって建つ御本社(本殿・拝殿・幣殿)の東西に配されているのが、周囲の社殿とともに国宝に指定される廻廊。東側廻廊は47間(ま=柱と柱の間の数で、1間…
宮島に鎮座する世界文化遺産に登録の厳島神社。その御本社・祓殿前にあるのが国宝の高舞台。その名の通り、周囲の平舞台から一段高くなった場所で、神様に奉納される舞楽が舞われる場所。黒漆塗りの基壇に朱塗りの高欄をめぐらし、前後に…
厳島詣(いつくしまもうで)の中心、厳島神社・御本社(国宝の本殿・拝殿・祓殿)の前、シンボルの大鳥居を眺める海側に配されているのが平舞台で国宝。その名の通り、フラットな舞台で、寝殿造りでいえば庭にあたる部分で、広さは167…
宮島に鎮座する世界文化遺産に登録の厳島神社(いつくしまじんじゃ)。現存する本殿は、元亀2年(1571年)、毛利元就(もうりもとなり)が改築したもので、国宝。本殿に祀られるのは、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫…
宮島の中央にそびえる弥山(みせん)山上にある大聖院の堂宇のひとつが三鬼堂。鬼の神である三鬼大権現(さんきだいごんげん)を祀る堂で、「福徳」、「智恵」、「降伏」の徳を備えた霊験あらたかな弥山の守護神です。三鬼大権現は、真言…
広島県廿日市市、宮島(厳島)の中央にそびえる標高535mの霊山が弥山(みせん)。空海が修行をしたという伝説の地で、霊山ゆえに弥山原始林(天然記念物)が残され、世界文化遺産「厳島神社」の構成資産にもなっています。山頂の宮島…
厳島神社宝物館に隣接する寺で、亀居山放光院とも称し、明治維新までは厳島神社の修理造営を司っていた由緒ある寺。開基は不詳ですが鎌倉時代の建仁年間(1201年~1203年)、僧・了海が再興しています。真言宗高野山派に属し、八…
沖縄県糸満市糸満の沖縄県道256号豊見城糸満線にある交差点が糸満ロータリー。かつてはロータリー交差点だったため、糸満ロータリーと通称されていますが平成27年10月からラウンドアバウト(環状交差点)に変更されています。円形…
北九州市八幡東区尾倉の市立八幡病院横にある小倉交差点は、ユニークなラウンドアバウト(環状交差点)。北九州市道桃園尾倉1号線と市道西本町帆柱2号線の交わる交差点で、平成29年3月1日に福岡県下では初のラウンドアバウト(環状…
北九州港(北九州市若松区響町)にある一風変わった歴史を有する防波堤。太平洋戦争終結後、帝国海軍の艦船は戦時賠償として連合国に引き渡されたり、解体されたりしましたが、一部は船体そのものを防波堤の一部として再生しています。そ…
小倉藩初代藩主・細川忠興(ほそかわただおき)が元和3年(1617年)、豊前国の総鎮守として小倉鋳物師町に創建した神社(当初は祇園社)。昭和9年に旧小倉城内に移築され、厄払いの神として有名な須佐之男命(すさのおのみこと)な…
宇佐神宮、石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮のひとつに数えられる福岡市に鎮座する古社が筥崎宮(はこざきぐう)。平安時代初期の延喜21年(921年)、醍醐天皇が神託により大陸・玄海灘に面した地に、国家鎮護のため壮麗な社殿を…
『日本書紀』によれば、神功皇后が新羅出兵の際に、住吉神の神託もあって戦争に勝利したと記されるのが底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の住吉三神です。全国に6…
日本全国に2130社近くある住吉神社では最古の歴史を有し、全国住吉神社の始源といわれるのが福岡市博多区住吉に鎮座する住吉神社。筑前国一之宮。祭神は底筒男命(そこつつおのみこと)、中筒男命(なかつつおのみこと)、表筒男命(…
下関南部町郵便局(しものせきなべちょうゆうびんきょく)は、明治33年に建てられた下関に現存するもっとも古い西洋建築物。逓信省技師の三橋四郎の設計。外壁のレンガは60cmの厚さで、現在も現役の郵便局として使用されており、国…