本妙寺
熊本県熊本市西区にある加藤家代々の菩提寺で、加藤清正が帰依した日蓮宗の名刹が本妙寺。天正13年(1585年)、加藤清正が父・加藤清忠の菩提を弔うため、発星院日真が大坂(おおざか・現在の大阪)に建立したものを、肥後転封後、…
熊本県熊本市西区にある加藤家代々の菩提寺で、加藤清正が帰依した日蓮宗の名刹が本妙寺。天正13年(1585年)、加藤清正が父・加藤清忠の菩提を弔うため、発星院日真が大坂(おおざか・現在の大阪)に建立したものを、肥後転封後、…
奈良県生駒郡斑鳩町(いかるがちょう)にある聖徳宗の寺、法輪寺。斑鳩の北の端、三井(みい)の里にある古刹で、聖徳太子の病気平癒を願い、子の山背大兄王(やましろのおおえのおう)が推古天皇30年(622年)に建立とも伝えられる…
奈良県奈良市忍辱山町(にんにくせんちょう)にある真言宗御室派の寺、円成寺(えんじょうじ)。円成寺の本堂の東側にあるふたつの小さな社が鎮守社である春日堂、白山堂。鎌倉時代初期の建築と推定され、現存する日本最古の春日造りの社…
京都府京都市東山区にある豊臣秀吉を祭神とする神社が豊国神社。入母屋造、檜皮葺きの唐門は、もともとは伏見城にあったものを廃城の際、二条城に、さらに以心崇伝が寛永4年(1627年)、二条城の唐門を譲り受けて金地院に。明治維新…
京都府京都市東山区、阿弥陀ヶ峰(あみだがみね)の山頂にある豊臣秀吉の霊廟が豊国廟。豊臣秀吉を祀る豊国廟と豊国社は、徳川家康によって破壊されましたが、明治13年に修築が始まり、明治30年に阿弥陀ヶ峰の山頂に橿原神宮、平安神…
奈良県奈良市、ならまち地域にある融通念仏宗の寺、徳融寺。奈良時代の貴族、藤原豊成(ふじわらのとよなり=中将姫の父)の邸跡と伝えられる地に建つ寺で、『当麻曼荼羅』(たいままんだら)で知られる中将姫と藤原豊成の宝篋印石塔(ほ…
奈良県奈良市雑司町、正倉院の北に建つ東大寺の末寺が空海寺。本堂内に空海が造ったと伝わる霊窟があり、そこに本尊を安置したため「穴地蔵」と呼ばれていた古刹。空海が草庵にしていたとき「いろは仮名」を作ったとも伝えられる場所です…
奈良県奈良市にある真言律宗の古刹が海龍王寺。天平3年(731年)の創建と伝えられ、光明皇后の皇后宮(藤原不比等の邸宅跡=現在の法華寺あたり)の北東隅に(あるいは平城宮の東北隅に)建てられたことからもとは隅寺(すみでら)と…
岐阜県可児市にある曹洞宗の寺、天龍寺。背後にある明智城は、明智光秀生誕の城ともいわれる明智氏の居城で、境内には明智氏歴代の墓所があり、本堂には明智光秀の命日、旧暦6月13日にちなんで、6尺1寸3分(184cm)と日本一大…
奈良県奈良市柳生下町にある臨済宗大徳寺派の寺が芳徳寺(ほうとくじ)。寛永15年(1638年)、大和国柳生藩主で、将軍家兵法指南役の柳生宗矩(やぎゅうむねのり)が開基、柳生の里を一望する山王台に建てられた寺は、以後、柳生家…
愛知県名古屋市中区にある真宗大谷派の寺、真宗大谷派名古屋別院(東別院)。浄土真宗本願寺派の「西別院」に対して、「東別院」と通称され、地元では「御坊さん」(ごぼうさん)と呼ばれています。建物の建つ場所は、織田信長が元服した…
山梨県甲府市御岳町、昇仙峡のさらに奥に鎮座する神社が金櫻神社(かなざくらじんじゃ)。山岳信仰の霊山として崇敬された金峰山が御神体で、頂上に蔵王権現が祀られ(本宮)、その里宮が現在の金櫻神社。社伝によれば、創建は第10代崇…
山梨県甲府市和田町にある臨済宗妙心寺派の寺が武田信玄が定めた甲府五山のひとつ、法泉寺。室町幕府初代将軍・足利尊氏(あしかがたかうじ)に仕え、尊氏の信任を得て尊氏の姪を妻とした武田信武(たけだのぶたけ)の開山。信武は、信玄…
山梨県甲府市岩窪町にある臨済宗妙心寺派の寺、円光院。永禄3年(1560年)、武田信玄が、京から説三和尚を迎えて開山した寺で、信玄が定めた甲府五山のひとつ。寺の名は元亀元年7月28日(1570年8月29日)に没した三条夫人…
山梨県甲府市愛宕町にある臨済宗の寺が長禅寺(ちょうぜんじ)。武田信玄が定めた甲府五山の筆頭にあげられる名刹で、信玄の母・大井夫人の墓を鮎沢の長禅寺(現・南アルプス市鮎沢の古長禅寺)から移して創建しています。信玄時代の府中…
山梨県甲府市東光寺町、武田信玄の父・武田信虎(たけだのぶとら)の曽祖父である武田信守(たけだのぶもり)が貞和年間(1345年~1349年)に開き、菩提寺としたのが臨済宗の能成寺(のうじょうじ)。もともとは八代郡(現・笛吹…
山梨県甲府市東光寺にある臨済宗妙心寺派の寺で、甲府五山に数えられるのが、東光寺(とうこうじ)。寛元4年(1246年)、南宋からの渡来僧で鎌倉に建長寺を建立した蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の再興の名刹。蘭渓道隆ゆかりの見…
山梨県甲府市上積翠町にある臨済宗妙心寺派の寺が積翠寺(せきすいじ)。武田氏の詰城(つめじろ=敵方に包囲された際の最後の砦)である要害城の山裾にある城で、境内の巨石から泉が湧き石水寺と呼ばれた寺。武田信玄誕生の地ともいわれ…