壇鏡の滝
隠岐の島町の横尾山(572.8m)から流出する那久川にかかる滝で、「日本の滝百選」に選定の名瀑が壇鏡の滝(だんぎょうのたき)。落差45mの雄滝(右)、落差約35mの雌滝(左)と2本が並んで懸かり、雄滝は滝の裏側の岩窟に回…
隠岐の島町の横尾山(572.8m)から流出する那久川にかかる滝で、「日本の滝百選」に選定の名瀑が壇鏡の滝(だんぎょうのたき)。落差45mの雄滝(右)、落差約35mの雌滝(左)と2本が並んで懸かり、雄滝は滝の裏側の岩窟に回…
桜島岳の4合目(標高373.8m)に位置し、南岳の噴火口に最も近い位置にある展望台が湯之平展望所。桜島では、立ち入ることができる最高所がこの湯之平展望所です。桜の花びらをイメージしたという展望施設が建っており、2階部分は…
10万年前に噴火した指宿カルデラ(阿多カルデラ)の外輪山の一角をなし、火山岩でできた、薩摩半島最南端の岬が長崎鼻。晴れた日には開聞岳や屋久島、種子島、硫黄島などの火山や島々を遠望できる風光明媚な場所です。ここから、円錐形…
明礬温泉の名物・地獄蒸しプリンを販売する、岡本屋売店の道をはさんで目の前の高台にあるのが明礬地獄。湯の花を採取する湯の花小屋のまわりに、木道の遊歩道(有料)が整備されており、硫黄の湯気がもうもうと立ちのぼるなか、散策が楽…
共通観覧券のある「別府地獄めぐり」(別府地獄組合)のひとつ、別府市の天然記念物にも指定される間歇泉が龍巻地獄。30分〜40分間隔で、泉温105度の熱湯(含食塩酸性泉)が噴き上がっています。噴出時間約6分〜10分で、1回の…
共通観覧券のある「別府地獄めぐり」(別府地獄組合)のひとつ、赤い色をした熱湯が煮えたぎる血の池地獄。奈良時代に編纂された『豊後国風土記』に赤湯泉として記される地獄地帯で、明治8年、13年、21年、27年、38年、44年、…
共通観覧券のある「別府地獄めぐり」(別府地獄組合)のひとつ、鉄輪温泉にある白池地獄は、噴出した時は無色透明な熱湯(95度の含ホウ酸食塩泉)で、池に落ちると酸化して青みを帯びた白色に変化するという不思議な温泉。園内には、温…
共通観覧券のある「別府地獄めぐり」(別府地獄組合)のひとつ、かまど地獄は泉温90度の温泉(含芒硝弱食塩泉)が噴気とともに湧出。古来より氏神の竈門八幡宮(八幡竈門神社/別府市内竈1900)の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊い…
共通観覧券のある「別府地獄めぐり」(別府地獄組合)のひとつで、もうもうと蒸気のあがる鬼山地獄は、大正12年に日本で初めて温泉熱を利用し、ワニの飼育を開始し、別名「ワニ地獄」とも呼ばれています。源泉は99.1度のナトリウム…
泥火山から噴き出す粘土によって、山が形成されているのが、山地獄。その名のとおり、山のいたるところから噴気が上がっています。ナトリウム-塩化物泉の泉温は90度で、園内では温泉熱を利用し、動物を飼育、アフリカゾウやカバ、カピ…
灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ていることから名付けられた鬼石坊主地獄は、明治時代に新坊主地獄として別府名所に数えられましたが、その後閉鎖され、平成14年12月に約40年ぶりに再び公開。別府地獄めぐりに加わった9ヶ所…
別府地獄のなかでも最大の海地獄は、867(貞観9)年の鶴見岳の爆発によってできた広大な温泉の噴湯。コバルトブルーの海地獄は、地獄というのがふさわしくないほど美しい噴湯池ですが、泉温は98度と高温。池の青色は、温泉中の成分…
乗鞍23峰の烏帽子岳、四ッ岳、大丹生岳を源とする大滝川に懸かる落差64m、幅6mの豪快な滝が平湯大滝。平湯温泉のシンボルともなっている滝で、「日本の滝百選」にも選定。滝のすぐ下流側に平湯大滝公園が整備され、冬季は氷爆、さ…
大野川水系の支流・緒方川、緒方平野の田園地帯にある滝が原尻の滝。幅120m、落差20mの馬蹄型の弓状の名瀑で、阿蘇山大爆発で流れた溶岩の台地が削られたものとか。その姿は「東洋のナイアガラ」とも称され、「日本の滝百選」、「…
霧島連山の最南端に位置し、霧島連山第2位の高さとなる標高1573.6mのコニーデ火山が高千穂峰(たかちほのみね)。天孫降臨伝説の残る山で、頂上に天の逆鉾(あめのさかほこ)があり、霧島東神社(きりしまひがしじんじゃ)の御神…
白山山中を流れる中ノ川上流部にある国の特別天然記念物。100度近い温泉の噴出で含有する石灰部分が沈殿してできる石灰華が、塔状に堆積したもの。大雨、雪崩などの自然災害で壊滅的な被害を受け、塔は目下、自然に復旧中。ただしその…
妙高山を源とする太田切川の上流・大倉沢に懸かる落差80mという巨瀑が惣滝(そうたき)。妙高市では苗名滝と並んで「日本の滝百選」に選定されています。妙高山の噴火によって流れ出た燕溶岩流(輝石安山岩)の末端に懸かっています。…
新潟県と長野県の県境、関川に懸かる落差55mの苗名滝(なえなたき)。玄武岩の見事な柱状節理の断崖から水しぶきを上げて落ち込むさまは迫力満点で、「日本の滝百選」にも選ばれています。とくに雪解け水が流れ込む春から初夏は、水量…