古坊中遺跡
熊本県阿蘇市、阿蘇パノラマライン途中、中岳火口の西山腹一帯の遺跡が古坊中遺跡(ふるぼうちゅういせき)。天台宗・最栄読師が中岳火口の西の巌殿に十一面観音菩薩像を安置したことが阿蘇山の開山と伝わり、中世に37坊51庵もの寺院…
熊本県阿蘇市、阿蘇パノラマライン途中、中岳火口の西山腹一帯の遺跡が古坊中遺跡(ふるぼうちゅういせき)。天台宗・最栄読師が中岳火口の西の巌殿に十一面観音菩薩像を安置したことが阿蘇山の開山と伝わり、中世に37坊51庵もの寺院…
熊本県阿蘇市、阿蘇パノラマライン途中、阿蘇火山博物館と草千里レストハウスの間の階段を上ったところにある、阿蘇屈指の景観を誇る展望台(阿蘇パノラマラインの駐車場からも到達可能)が草千里展望所(草千里ヶ浜展望所)。草千里の端…
熊本県阿蘇郡南阿蘇村、熊本県道111号(阿蘇吉田線)沿いにある景勝地が池ノ窪。草千里同様に旧火口(かつての爆裂火口)が草原となった場所で、草千里ほど知られていないので穴場的存在です。駐車場の近くが池ノ窪園地として整備され…
熊本県阿蘇郡南小国町、標高800mから1000mの丘陵地にある清流の森自然公園内にある奇観が雀の地獄(すずめのじごく)。雀の地獄は、公園中央の駐車場近くに位置する冷泉湧出地。地表からは冷泉とともに硫化ガスが吹き出しており…
熊本県阿蘇郡南阿蘇村白水地区のほぼ中央に位置する湧水池・明神池水源を中心とした公園が明神池名水公園。天正時代、子供がなかった地元吉田城の城主が池の水で身を清め、群塚神社境内にある誕生石に願掛けしたところ子宝に恵まれたとい…
香川県高松市の南東、公渕池(きんぶちいけ)周辺の93haという雄大な里山の自然環境を生かした県立自然公園が公渕森林公園。公渕地区(42ha)、二子山地区(31ha)、青少年の森(20ha)の3つのエリアに分かれ、散策、森…
香川県さぬき市長尾名にある香川県立の都市公園が亀鶴公園(きかくこうえん)。宮池に浮かぶ亀島と宇佐神社の鎮座する鶴ヶ山の名をとり、亀鶴公園と名付けられた18.98haの公園。周辺には熊田池、東王田池、中王田池、国下池、野間…
香川県三豊市、瀬戸内海に突き出した荘内半島にある標高352.2mの溶岩台地の頂が紫雲出山(しうでやま)。浦島太郎が開けた玉手箱の煙が、たなびいた場所という伝説が残され、山名の由来とも。山頂部の園地には、500本のソメイヨ…
新潟県新潟市北区、220種以上の野鳥、350種以上の植物が確認されている福島潟(ふくしまがた)。新潟砂丘の発達で誕生した海跡湖(潟湖)で、環境省の「日本の重要湿地500」、「21世紀に残したい日本の自然100選」に選定さ…
新潟県阿賀野市の水原町東端に位置し、江戸時代、農業用水池としてつくられた人造湖が瓢湖(ひょうこ)で、ラムサール条約登録湿地。現在は白鳥が飛来する湖として名高く、オオハクチョウ、コハクチョウをはじめ、カモ類、アオサギなど、…
長野県長野市の戸隠高原(とがくしこうげん)にある森のリクリエーション利用と、森林に関する知識を学ぶ場として、長野県と長野営林局が整備した自然公園が、戸隠森林植物園。71.34haの敷地には、「植物観察園」、「モミの木園地…
島根県松江市島根町、隠岐へのフェリーの出航する島根半島の加賀港(かかこう)の北に突き出した潜戸鼻(くけどはな)にある奇勝が、加賀の潜戸(かかのくけど)。潜戸の名の通り、日本海の荒波で侵食された洞門(海蝕洞)があり、「マリ…
秋田県男鹿市、男鹿半島の根元にそびえる寒風山(354.7m)の北東麓、滝の頭水源地とその湧水群の水を溜めた神秘的な沼がありますが、沼から150mほど下流に位置するのが滝の頭円形分水工。1日2万5000トンという湧水を、男…
下北半島の東海岸、青森県下北郡東通村(ひがしどおりむら)の太平洋沿岸には、15kmにわたる長大な猿ヶ森砂丘が続いています。ここにあるのが猿ヶ森ヒバ埋没林。砂丘の誕生で、立ち枯れとなったヒバ(和名:ヒノキアスナロ)と新しく…
静岡県周智郡森町を流れる葛布川に懸かる滝が葛布の滝(かっぷのたき)。最大の一の滝は落差14mの直瀑で、その上流に二の滝、三の滝が連続しています。駐車場から一の滝まで、全長500mほど沢沿いに歩いて到達します(一の滝から上…
福島県二本松市杉沢地区に聳える杉の巨木が杉沢の大杉。樹高45m、幹回り12.3m、杉の単木としては、東北随一、日本国内でも最大級の巨木で、国の天然記念物。寛永20年(1643年)、二本松藩主・丹羽光重(にわみつしげ)が領…
群馬・福島、新潟県境、尾瀬国立公園に指定される日本有数の高層湿原で、ラムサール条約の登録湿地。2000m級の山々に取り囲まれた標高1400mの盆地に、東西約6km、南北2kmにわたって大湿原が広がっています。上田代、中田…
群馬県前橋市の群馬大学病院近くにある岩神稲荷神社は、その御神体が周囲60mという巨岩。実はこの岩神の飛石と呼ばれる巨岩、マグマのしぶきが火口の周囲に積み重なってできたもので、本来、火山から遠く離れた場所には存在しないもの…