眼鏡橋(三国港駅)
福井県坂井市、えちぜん鉄道三国芦原線の終着駅三国港駅近くにある跨線橋が眼鏡橋(めがねばし)。レンガ造りの単アーチ橋はいわゆる「ねじりまんぽ」(アーチ端部が鋸歯状)スタイル。大正2年築で国の登録有形文化財になっています。大…
福井県坂井市、えちぜん鉄道三国芦原線の終着駅三国港駅近くにある跨線橋が眼鏡橋(めがねばし)。レンガ造りの単アーチ橋はいわゆる「ねじりまんぽ」(アーチ端部が鋸歯状)スタイル。大正2年築で国の登録有形文化財になっています。大…
別名「甘棠園」(かんとうえん)とも呼ばれる福井県敦賀市にある江戸時代前期の庭園で国の名勝に指定されるのが柴田氏庭園。江戸時代前期、敦賀の豪農(庄屋)だった柴田権右衛門が絵師・狩野探幽に地割りを任せ、探幽の死後14年が経た…
福井県大野市にそびえる荒島岳(標高1523.4m)は、1500m峰ながら福井県内では唯一、深田久弥の『日本百名山』に選定の山で「大野富士」とも呼ばれる名峰。『延喜式』には「阿羅志摩我多気(あらしまがたけ)」と表記され、大…
福井県坂井市、北前船で賑わった三国港(三国湊)に鎮座する神社が三國神社。大山咋命(おおやまくいのみこと=神仏習合時代には山王権現)と継体天皇を祀った神社で、地元では「お山王さん」と呼ばれ親しまれています。楼門は北前船の全…
福井県坂井市、北前船で賑わった三国港(三国湊)で材木商を営んだ、新保屋・岸名惣助(きしなそうすけ)が代々住んでいた町家が旧岸名家。旧岸名家がある下新町は、かつては廻船問屋が軒を並べ、隣接する元新町とともに三国湊の商業の中…
福井県坂井市、北前船(西廻り航路)の寄港地として繁栄した三国湊(三国港)の古刹、瀧谷寺(たきだんじ)。南北朝時代の永徳元年(1381年)、睿憲上人(えいけんしょうにん)が開山した寺で、性海寺とともに、越前における真言宗の…
福井県坂井市、北前船の寄港地として繁栄した三国湊(三国港)の有力問屋が軒を連ねた旧元新町にある洋風銀行建築が旧森田銀行本店。中世以来続く三国の豪商・森田家が廻船業に見切りをつけ、明治27年、いち早く銀行業などに転身をはか…
福井県小浜市にある高野山真言宗の寺、妙楽寺。寺伝によれば、養老3年(719年)、行基が本尊を刻んで岩屋山に安置し、延暦16年(797年)、空海が諸国行脚の途中、霊地を占い本尊を拝して堂宇を建立したと伝えられる古刹です。鎌…
福井県若狭町、三方五湖レインボーライン途中、三方五湖最大の水月湖と日本海の間、常神半島の付け根に位置する絶景の頂が梅丈岳(標高395m)。日本海と三方五湖を見下ろす定番のビューポイントで、別名「三方富士」とも呼ばれる秀峰…
福井県高浜町、若狭湾と内浦湾を分けるように、海に突き出す内浦半島。その先端の押廻鼻から今戸鼻にかけてが音海大断崖(おとみだいだんがい)と呼ばれ、福井県の名勝に指定されるダイナミックな海食断崖が続いています。音海の集落から…
福井県大飯郡高浜町、若狭湾国定公園に指定される城山公園の海岸にある海蝕洞が明鏡洞(めいきょうどう)。明鏡洞のほか、蛭子ヶ洞、鼓ヶ洞、猩々ヶ洞、乙女ヶ洞、外ヶ洞、鋏み洞、揚ゲ小洞の8つの洞穴があり、「八穴の奇勝」と呼ばれて…
福井県坂井市にある三国港は、宮城県の野蒜築港(のびるちくこう)、熊本県の三角西港(みすみにしこう)と並んで、明治三大築港のひとつ。九頭龍川河口右岸から港西片に突き出している三国港突堤は、明治11年、政府が派遣したオランダ…
福井県坂井市にある丸岡城内にある石碑が一筆啓上書翰碑(いっぴつけいじょうしょかんひ)。本多作左衛門重次(本多重次)が、長篠の戦いの戦場から妻に宛てた「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」は、日本一簡潔な手紙として…
福井県小浜市にある曹洞宗の寺、空印寺(くういんじ)。大永2年(1522年)、若狭国の守護、武田元光(たけだもとみつ)が後瀬山城(のちせやまじょう)築城の際、堅固な城館を建てた地がここ。京極忠高が建立した泰雲寺が前身ですが…
福井県小浜市にある近世に築かれた海城が小浜城。雲浜城(うんぴんじょう)とも呼ばれる若狭国の城。若狭小浜藩初代藩主・京極高次(きょうごくたかつぐ)の築城で、藩政時代の藩庁となった城です。後に譜代大名で老中・大老を務めた酒井…
福井県小浜市を流れる遠敷川(おにゅうがわ)の中流に位置する淵で、環境省の名水百選に選定されるのが鵜の瀬。奈良・東大寺二月堂のお水取りに先立ち、3月2日に「お水送り」が行なわれる聖地として知られています。「お水送り」の地に…
福井県敦賀市にある越前国一之宮の氣比神宮(けひじんぐう)。大鳥居は南北朝時代の康永2年(1343年)の暴風で倒壊していたものを、江戸時代初期の正保2年(1645年)、佐渡から調達した榁(むろ)の木で再建したと伝えられてい…
2025年1月17日(日)、福井県美浜町で『水中綱引き』が行なわれます。江戸時代初期の寛永12年(1635年)頃から続けられている伝統行事で、国の無形民俗文化財。若狭湾と日向湖(ひるがこ)を結ぶ幅20mの日向運河に下帯ひ…