観音寺
広島県福山市にある高野山真言宗の寺、観音寺。福山藩初代藩主・水野勝成が福山城を築城する際、城郭の東北端、艮(うしとら)方角の鬼門守護のために建立されたと推定される寺社群が観音寺と艮神社。真言宗の寺院である観音寺の本堂から…
広島県福山市にある高野山真言宗の寺、観音寺。福山藩初代藩主・水野勝成が福山城を築城する際、城郭の東北端、艮(うしとら)方角の鬼門守護のために建立されたと推定される寺社群が観音寺と艮神社。真言宗の寺院である観音寺の本堂から…
広島県尾道市は、大林宣彦監督の尾道三部作で知られるロケの町。宝土寺裏手にある階段が続く細い路地が千光寺新道で、尾道水道側からアプローチすると渡場通りから山陽本線を越え、一気に千光寺山に向かって登る雰囲気に。階段の横は石垣…
広島県福山市に鎮座する福山藩主・水野家ゆかりの神社が福山八幡宮。境内左奥に位置する聡敏神社(そうびんびんじゃ)は、初代の福山藩主である水野勝成(みずのかつなり)を祀った境内社。2代藩主・水野勝俊が福山城内に建立、その後、…
延喜元年(901年)、讒言(ざんげん)で流刑になった菅原道真が大宰府(だざいふ)に向かう途中で立ち寄ったのが尾道。地元の人々に親切にされたことに感謝して残した着物の片袖を御神体にしたと伝える神社が御袖天満宮(みそでてんま…
広島県福山市の福山城の北側、小高い丘(松廼尾山)に同型の社殿を持つ2つの神社が並ぶ、珍しいかたちの神社が福山八幡宮。福山藩初代藩主・水野勝成の福山城下町整備の際に、惣堂八幡宮(延広八幡宮)と野上八幡宮を城下に移し、4代藩…
広島県尾道市にある文和2年(1353年)に開山の時宗の古刹が西郷寺。林芙美子(はやしふみこ)の母校である尾道東高校(大正7年の進学時には尾道市立高等女学校)の近く、尾道の散策コースの途中に位置しています。流れるような屋根…
広島県尾道市の高台にある曹洞宗の寺、天寧寺(てんねいじ)。貞治6年(1367年)に尾道の道円の発願で足利義詮(あしかがよしあきら)の寄進により建立したのが天寧寺(てんねいじ)。代々の足利氏の庇護を受け、大伽藍を誇っていま…
広島県尾道市にある真言宗泉涌寺派大本山、浄土寺。 現存する多宝塔は、鎌倉時代末期,嘉暦3年(1328年)建立で国宝。やはり国宝になっている本堂と同様に、尾道の富豪、沙弥道蓮(しゃみどうれん)・比丘尼道性(びくに…
広島県尾道市にある真言宗泉涌寺派大本山、浄土寺。 嘉暦2年(1327年)建立の本堂は、 嘉暦3年(1328年)築の多宝塔とともに国宝。入母屋造本瓦葺き。和様を基調として禅宗様(唐様)、大仏様(天竺様)…
広島県福山市を流れる芦田川(あしだがわ)河口付近の中州とその周辺に位置する中世に繁栄した遺跡が草戸千軒町遺跡。鎌倉時代から室町時代にかけて、付近の三角州で栄えた集落が草戸千軒町で、その存在は長らく幻といわれていました。草…
広島県福山市、明王院(みょうおういん)の北側に隣接し、大己貴神(おおなむちのかみ)、宇加之魂神(うかのみたまのかみ)、保食神(うけもちのかみ)を祀る古社。もともとは明王院(創建から江戸時代初期までは律宗の寺・常福寺)を開…
大同2年(807年)、空海(弘法大師)開基と伝えられる真言宗大覚寺派の古刹、明王院(江戸時代初期までは常福寺という律宗の寺)。明王院の五重塔は、南北朝時代の貞和4年(1348年)に建立された純和様の五重塔で、国宝。全国に…
大同2年(807年)、空海(弘法大師)開基と伝えられる真言宗大覚寺派の古刹、明王院(江戸時代初期までは常福寺という律宗の寺)。本堂は鎌倉後期の元応3年(1321年)に再建されたもので、和洋建築の桁行五間、梁間五間、一重、…
広島県福山市、沼隈半島(ぬまくまはんとう)の南端、阿伏兎岬(あぶとみさき)の断崖にそびえ建つ朱塗りのお堂が、阿伏兎観音。正式名は磐台寺(ばんだいじ)の観音堂で、花山法皇(かざんほうおう)の創建と伝えられ、現存する観音堂は…
坂の町として知られる、広島県尾道市には尾道水道から山側に上る美しい坂道や小路が数多いのですが、そのほとんどが無名のもの。れんが坂は数少ない名前のある坂道。西國寺と映画『転校生』(昭和57年)のロケ地としても有名な御袖天満…
天平年間(729年~749年)に行基が創建したと伝えられる真言宗醍醐派の大本山が広島市尾道市、尾道水道を眼下にする西國寺(さいこくじ)。西国随一の真言宗の寺で、伽藍の規模が正に西国一という意味で、西國寺と名付けられました…
広島県尾道市、尾道水道を眼下にする山の中腹に建つ西國寺(さいこくじ)の三重塔は、永享元年(1429年)、足利6代将軍・足利義教(あしかがよしのり)の寄進。国の重要文化財に指定されています。金堂裏にある大師堂の横からさらに…
行基(ぎょうき)が天平時代(729年~749年)に創建したと伝えられる西國寺(さいこくじ/広島県尾道市)。南北朝時代の至徳3年(1386年)、備後国の守護大名・山名氏が建立した金堂は、国の重要文化財。仁王門から108段の…