パラスティン邸
明治初期の居留地時代から続く神戸北野異人館街(兵庫県神戸市中央区)にあるパラスティン邸は大正時代初め築の木造2階建て洋館で、ロシアの貿易商フィヨルド・ミハイロヴィッチ・パラスティンの邸宅だったもの。現在は喫茶館として公開…
明治初期の居留地時代から続く神戸北野異人館街(兵庫県神戸市中央区)にあるパラスティン邸は大正時代初め築の木造2階建て洋館で、ロシアの貿易商フィヨルド・ミハイロヴィッチ・パラスティンの邸宅だったもの。現在は喫茶館として公開…
兵庫県西宮市の西宮浜総合公園と対岸の御前浜公園(香櫨園浜)を結ぶ歩行者専用の橋が御前浜橋(おまえはまばし)。阪神淡路大震災により被害を受けた西宮大橋に代わり、生活道路として架橋された橋ですが、桁下の高さは満潮時で3.9m…
兵庫県尼崎市と西宮市の間を流れる武庫川(むこがわ)に架る国道2号(山陽道)の橋が武庫大橋(むこおおはし)。国道2号の工事に合わせ、大正15年12月に架橋されたコンクリートの6連アーチ橋で、架橋時には日本最大級(6連)。土…
兵庫県小野市にある高野山真言宗の寺、浄土寺。一帯は平安時代後期の久安3年(1147年)年頃、東大寺の荘園(東大寺領大部荘)となった。平氏の兵火によって焼失した東大寺を再建するため、大勧進職・俊乗房重源は、大部荘を東大寺再…
兵庫県朝来市(あさごし)を走る北近畿豊岡自動車沿い、標高約144mの尾根の先端部に築かれた巨大な円墳が茶すり山古墳。5世紀前葉の大型円墳で、直径は90mもあり、円墳としては富雄丸山古墳(奈良県奈良市/直径109m)、丸墓…
六甲山から西へ続く、花崗岩の山並み。神戸市須磨区では須磨アルプスと通称されるアルペン的な雰囲気を呈しています。その須磨アルプスの最高峰が、標高312.0mの横尾山。縦走路途中に馬の背と呼ばれる花崗岩の露岩があり、アルペン…
神戸市中央区にある都市公園・日本庭園で、国の登録記念物の最初の登録物件となったのが相楽園(そうらくえん)。神戸の将来性に目を付けた旧三田藩士・小寺泰次郎は、生田川の付替え埋立地を購入、その結果、実業家として成功を収め、明…
兵庫県神戸市、摩耶山の西麓、生田川の上流部に位置する142.6haの広大な樹木園が、神戸市立森林植物園。森林植物園の北側を西六甲ドライブウェイ(兵庫県道16号明石神戸宝塚線)が通り、駐車場、正門、森林展示館はドライブウェ…
「日本の滝百選」にも選ばれている兵庫県宍粟市(しそうし)にある滝が、原不動滝。揖保川の支流に懸かり、ブナやモミの原生林に囲まれた岩棚を清流が3段になって落下。落差は88mで、滝見用の吊り橋「奥かえで橋」から眺望できます。…
猿壺の滝は、扇ノ山の北東、兵庫県新温泉町を流れる岸田川の上流にある落差5mの滝が猿壺の滝(さるぼのたき)。落差はわずか5mですが、その美しい姿から休日には多くのカメラマンがやって来る人気の撮影スポットになっています。滝入…
兵庫県養父市、大屋川の支流にある落差98m、兵庫県下随一の名瀑が天滝(てんだき)で、「日本の滝百選」に選定。レストハウス天滝前の駐車場から滝までの1.2kmには遊歩道が整備されており、久遠の滝、夫婦滝、鼓ヶ滝など天滝渓谷…
兵庫県香美町村岡地区にある6.9ha、126枚の棚田で、日本の棚田百選に選定されているのが西ヶ岡の棚田。2.8分の1という急勾配で、湾曲を描く棚田は、カメラマンに人気の被写体となっています。平安時代~室町時代に築かれたと…
兵庫県佐用町にある23ha988枚という広大な棚田で、農林水産省の「日本の棚田百選」に選定されるのが乙大木谷の棚田(おつおおきだにのたなだ)。毎年2月~3月に棚田オーナーを募集し、8月末〜9月上旬に実りの秋を迎えます。平…
兵庫県神戸市須磨区にある大正3年完成の旧武庫離宮(須磨離宮)跡を再生した都市公園が須磨離宮公園。82haという広大な公園で、離宮御殿など往時の建物は昭和20年の空襲で失われています。噴水広場、王侯貴族のバラ園、バラの歴史…
神戸市須磨区、昭和20年6月の空襲で焼失した住友別邸の跡を住友家が神戸市に寄贈し、昭和26年に開園した海浜公園が須磨海浜公園。公園内には旧住友別邸の石垣や門柱が今も残されています。阪神間随一の海水浴場で知られるほか、「須…
兵庫県豊岡市にある円山川東岸にある玄武岩の洞窟と岩壁が玄武洞。160万年前に起こった火山活動で流れだした溶岩が冷え固まるときに六角形の規則正しい割れ目(節理)をつくり出したもの。玄武洞のほか、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北…
兵庫県香美町小代区にある3.1ha39枚という小さな棚田ながら、農林水産省の「日本の棚田百選」に選定されるのが、うへ山の棚田。貫田地区にあるため、「貫田の棚田」とも呼ばれています。地すべり地をうまく活用した棚田であるため…
兵庫県多可町(たかちょう)加美区にある11.8ha・344 枚の棚田で、農林水産省の「日本の棚田百選」に選定されるのが岩座神の棚田(いさりがみのたなだ)。江戸時代の初めに寺勾配工法(寺院の屋根のように下部を緩やかにして上…