吉野山・善福寺
奈良県吉野郡吉野山、吉野山・上千本の宮坂途中にある高野山真言宗の寺が、善福寺。神武天皇東征の際に、八咫烏(やたがらす)と吉野の首長だった井光大神(いびかりおおかみ)がその道案内をしたという伝説があり、その井光大神の住居跡…
奈良県吉野郡吉野山、吉野山・上千本の宮坂途中にある高野山真言宗の寺が、善福寺。神武天皇東征の際に、八咫烏(やたがらす)と吉野の首長だった井光大神(いびかりおおかみ)がその道案内をしたという伝説があり、その井光大神の住居跡…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山・中千本にある大峯山寺の護持院5ヶ院のひとつで、金峯山寺の子院(塔頭)が、喜蔵院。入唐八家のひとり、円珍(智証大師)の開山という名刹。寺では円珍が、大峯山にて修行した際に建立した小堂をその創始と…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山・中千本に建つ名刹が、大日寺(だいにちじ)。役行者(えんのぎょうじゃ)の高弟・日雄角乗を初代とする日雄寺(ひゆうじ)があった地に建つ寺で、本尊はこの日雄寺本尊だったと伝わる五智如来。日雄寺は室町…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺の塔頭(たっちゅう=子院)が、脳天大神龍王院(のうてんおおかみりゅうおういん)。金峯山寺蔵王堂の脇、吉野朝宮跡(実城寺跡)から455段の石段を下り到達することも可能ですが、車なら寺近く…
奈良県吉野郡吉野町、大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)第75靡(なびき)・柳の宿(やなぎのしゅく)から吉野川を柳の渡し(六田の渡し)で渡ると六田の宿(むだのしゅく)。六田は、吉野山の登山口、さらには吉野川の舟運の川湊とし…
現在の奈良県吉野郡大淀町北六田と吉野町六田とを結んだ渡しが、柳の渡し。吉野町側では六田の渡し(むだのわたし)と呼び、吉野川の渡し船が吉野から熊野本宮へと至る大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)の起点となっていました。椿の渡…
現在の奈良県吉野郡吉野町六田と大淀町北六田を結んだ渡し場が、六田の渡し(むだのわたし=柳の渡し)。吉野から大峯山へと至る大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)の起点となっていました。美吉野橋の吉野町側のたもと、六田の渡し場跡…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の上千本の標高435.1mの小丘は、山城時代の吉野城の遺構のひとつ。昭和14年に建立された大塔宮仰徳碑(だいとうのみやぎょうとくひ)が立っていますが、一帯の地名は火の見櫓。僧兵が詰める塔頭の並ん…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の東南院の北、吉野山のメインストリート、奈良県道15号(桜井明日香吉野線)の吉野山駐在所脇から階段を上った高台に位置するのが韋駄天山(いだてんやま)。金峯山寺・蔵王堂を眼前に、振り返れば上千本や…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の黒門をくぐってすぐにあるのが高野山真言宗の寺、弘願寺(こうがんじ)。本尊・阿弥陀如来立像は、正元2年(1260年)の作で奈良県の文化財に指定。境内にある関屋地蔵尊は、除災招福、そして歯の痛みに…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山にはかつて吉野三橋といわれる橋があり、それぞれ吉野城(吉野山全体が城郭でした)の空壕を越えるための橋でした。丈之橋(吉野水分神社近く/現存せず)、天王橋(竹林院、旅館「太鼓判」・うなぎ「太鼓判」…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の中心、金峯山寺・蔵王堂の西、南北朝時代に南朝の皇居があった南朝妙法殿は、脳天大神龍王院からの石段が上がってくる場所。その石段455段を上りきった場所に立つのが大峯山を開いた修験道の開祖・役行者…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂の西側、現在は南朝妙法殿が建っている場所が、南北朝時代に南朝4代の天皇(後醍醐天皇・後村上天皇・長慶天皇・後亀山天皇)の皇居があった吉野朝宮跡(実城寺跡)。建武の新政に失敗した後…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂の前にあるのが、二天門跡(村上義光公忠死之碑)。北条方(鎌倉幕府軍)の攻撃で、吉野城落城の際、村上義光(むらかみよしてる)が大塔宮(おおとうのみや=護良親王・もりよししんのう/後…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂の前の玉垣に囲まれた一画は、鎌倉幕府倒幕の元弘の乱で大塔宮(おおとうのみや=護良親王・もりよししんのう/後醍醐天皇の皇子)が蔵王堂を本陣として山上の城塞化を押し進めた吉野城本陣の…
奈良県吉野郡吉野町、金峯山寺蔵王堂の近くに鎮座するのが、後醍醐天皇導稲荷(こだいごてんのうみちびきいなり)。建武の新政に失敗し、花山院に幽閉されていた後醍醐天皇が京を脱出し、吉野山に逃れる際、道に迷った後醍醐天皇を伏見の…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂のすぐ横に鎮座する古社が、威徳天満宮。社伝によれば、天徳3年(959年)の創建とも、天慶年中(938年~947年)、如意輪寺を創建した日蔵道賢(にちぞうどうけん)が勧請したともい…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の吉野大峯ケーブル吉野山駅に近い下千本にある金峯山寺の総門が、黒門。城の入口を守る高麗門のようなスタイルで、かつては公家大名でもこの門からは槍を伏せ馬を下りて通行したという門です。現存する黒門は…