飛竜の滝
神奈川県箱根町、旧東海道の畑宿(箱根寄木細工の発祥の地)と芦之湯を結ぶ間道、滝坂道(瀧坂)途中にある箱根屈指の大瀑布が飛竜の滝。2段になって落ちる滝で、落差は上段15m、下段25m。その名の由来は竜が天に昇るような迫力か…
神奈川県箱根町、旧東海道の畑宿(箱根寄木細工の発祥の地)と芦之湯を結ぶ間道、滝坂道(瀧坂)途中にある箱根屈指の大瀑布が飛竜の滝。2段になって落ちる滝で、落差は上段15m、下段25m。その名の由来は竜が天に昇るような迫力か…
神奈川県箱根町、箱根登山鉄道小涌谷駅近くの共同墓地に閻魔大王の石像があることは地元箱根でもほとんど知られていません。小涌谷は現在の大涌谷のように激しい噴煙を上げ温泉が湧き出る谷で、大涌谷が大地獄と呼ばれるのに対し小地獄と…
神奈川県箱根町、小涌谷(こわくだに)を流れる蛇骨川(じゃこつがわ)の上流にかかる落差3m、幅25mの優美な滝が千条の滝(ちすじのたき)。明治16年、小涌谷温泉を開発し、三河屋旅館を創業、そして蓬莱園を造園した榎本恭三(え…
神奈川県箱根町元箱根、芦ノ湖に張り出した面積約17万平方メートルの小さな半島を利用した神奈川県立公園が恩賜箱根公園(おんしはこねこうえん)。明治天皇の箱根離宮(当初は函根塔ヶ島離宮)跡地で、古くは箱根権現の塔が立っていた…
神奈川県箱根町、元箱根の旧街道杉並木の途中、杉並木歩道橋近くに置かれた石碑が、ケンペルとバーニーの碑。箱根にゆかりのあるケンペルとバーニーの功績を顕彰したもの。箱根の自然の美しさとその保全の重要さを世界に訴えた箱根の恩人…
箱根越えの旧東海道沿いには、箱根関所から東の畑宿寄りの東坂、三島宿へと下る西坂ともに石畳が整備されていました。街道時代の雰囲気が色濃く残るのが、元箱根〜畑宿間の東坂に残る石畳で、箱根旧街道石畳と通称されています。当時の石…
「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」と唄う有名な『箱根馬子唄』(はこねまごうら)。馬子(まご)とは馬を引いて馬の背で荷物を運ぶ馬方のこと。畑宿から東海道の東坂を登りきった平坦地が八丁平(八町平)。馬子がひと息入…
神奈川県箱根町、寄木細工(よせぎざいく)で知られる旧東海道畑宿(はたじゅく)にある一里塚。畑宿は宿場ではなく立場(たてば)ですが、町並みのはずれに江戸から数えて23里目の一里塚が残されています。街道を挟んで両側に塚が残さ…
元和年間(1615年~1624年)に、箱根旧街道の美観を考慮して植林されたとも、箱根関所開設時に、川越城主・松平正綱によって設けられたともいわれている並木道が神奈川県箱根町にある旧街道杉並木。東海道では松並木が主体だが、…
長野県上高井郡高山村、松川渓谷沿いの静かな山の湯、山田温泉の共同浴場。山田温泉のシンボル的であるだけでなく、信州高山温泉郷の中心的な存在。どっしりとした唐破風をのせた桃山風の建物が印象的。木の香漂う浴場で、浴槽は総檜造り…
長野県上高井郡高山村、志賀高原との間にそびえる笠ヶ岳(標高2075.9m)の南西斜面、標高1500m〜1700mに広がる公共育成牧場が山田牧場。159haという広大な牧場には、5月中旬~10月中旬にかけて、数十頭の牛の放…
長野県塩尻市、高ボッチ山(標高1665m)山上の草原地帯(高ボッチ高原)を活かした雲上の牧場が高ボッチ牧場。日本アルプスの展望台といわれる高ボッチ高原の標高1600m内外に牧場が広がり、日本一ともいえる絶景の牧場になって…
国道1号は、箱根山中(神奈川県箱根町)、駒ヶ岳と上二子山の間を抜けるあたりが標高874mの最高地点。一帯には、鎌倉、室町時代の地蔵信仰を伝える石仏、石塔が点在し、国の重要文化財に指定されています(元箱根石仏群)。元箱根石…
神奈川県箱根町、正月の箱根駅伝でもお馴染み、国道1号の最高地点近くにある池が精進池(しょうじがいけ)。上二子山と駒ヶ岳の鞍部に位置する精進池は、上二子山の溶岩流と駒ヶ岳溶岩流の境に位置しています。元箱根から続く箱根町断層…
閏年(うるうどし)など多少の変動はありますが、例年5月10日〜11日頃、そして8月1日〜2日頃、箱根外輪山の金時山(神奈川県箱根町・南足柄市、静岡県小山町)で、富士山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士を見ることができます。た…
神奈川県(箱根町・南足柄市)、静岡県(小山町)の県境、箱根外輪山上にそびえる標高1212.4mのピークが金時山(きんときやま)。箱根外輪山に位置していますが、実は箱根火山の寄生火山。玄武岩や安山岩から成る成層火山で、外輪…
神奈川県足柄下郡箱根町の旧東海道沿いにある池がお玉ヶ池。元禄15年(1702年)、伊豆・大瀬村の百姓の娘、お玉が叔父が営む江戸の奉公先から抜け出し、箱根の関所を迂回する屏風山の抜け道で捕縛(ほばく)。獄門の刑ということで…
神奈川県箱根町、箱根火山最後の噴火によって誕生した神山爆裂火口の跡が、大涌谷(おおわくだに)。3000年前、神山の北側が溶岩上昇(冠ヶ岳が誕生)による噴火と大崩壊(堰き止められて芦ノ湖誕生)で誕生したのが噴気地帯が大涌谷…