霊山寺・本堂
奈良県奈良市中町にある霊山寺真言宗大本山が霊山寺(りょうせんじ)。聖武天皇が行基に命じて創建したという古刹で、棟札から弘安6年(1283年)の建築であることが判明する本堂は、鎌倉時代の和様仏堂の代表作で、国宝。外陣、内陣…
奈良県奈良市中町にある霊山寺真言宗大本山が霊山寺(りょうせんじ)。聖武天皇が行基に命じて創建したという古刹で、棟札から弘安6年(1283年)の建築であることが判明する本堂は、鎌倉時代の和様仏堂の代表作で、国宝。外陣、内陣…
香川県坂出市にある古社、神谷神社(かんだにじんじゃ)。五色台の一峰・白峰山の神谷に鎮座する社で、大正時代の本殿修理の際に、棟木(むなぎ)から建保7年(1219年)に本殿を再建したことが記された墨書銘が発見され、建築年が確…
香川県坂出市、五色台の一峰・白峰山の麓に鎮座する平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載される古社が、神谷神社(かんだにじんじゃ)。現存する三間社流れ造りの本殿は、建保7年(1219年)築で、建築年の明らかな神社建築として…
香川県三豊市にある高野山真言宗の寺、本山寺(もとやまじ)。四国八十八箇所霊場第70番札所で、空海(弘法大師)が自刻と伝わる本尊の馬頭観音菩薩(秘仏)を安置する本堂は国宝。長宗我部元親の讃岐侵攻の戦禍からも逃れた正安2年(…
高知県長岡郡大豊町にある真言宗智山派の寺、豊楽寺(ぶらくじ)。豊楽寺は聖武天皇の勅願で行基開山と伝わる古刹ですが、本尊・薬師如来坐像、脇仏・阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像を安置する薬師堂(本堂)は、平安時代末期建立と推測さ…
愛媛県松山市内を走る路面電車が伊予鉄道松山市内線。松山市駅を起点に松山城の周囲をグルリと回る循環線、そして道後温泉を結ぶ城南線などがあります。古町〜JR松山駅前〜大街道〜道後温泉、松山市駅〜大街道〜道後温泉には蒸気機関車…
高知県高知市、南国市、吾川郡いの町の2市1町を走る路面電車(軌道線)がとさでん交通(伊野線・後免線・桟橋線)。高知駅前駅〜桟橋通五丁目停留場の桟橋線(3.2km)、はりまや橋停留場〜後免町停留場(南国市)の後免線(10….
京都府京都市左京区の鞍馬山にある、京の鬼門鎮護の鞍馬寺(くらまでら)。清少納言が「近うて遠きもの」の例にあげた九十九折参道途中にある由岐神社は、天慶3年(940年)、天慶の乱(てんぎょうのらん)が勃発した際、朱雀天皇の勅…
京都府京都市左京区の鞍馬山にある毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊(ごほうまおうそん)を祀る鞍馬寺(くらまでら)。鞍馬寺の中心的な霊域となるのが、奥の院魔王殿。鞍馬寺の解説では、魔王尊が650万年前に地球救済のために…
京都府京都市左京区の北東部、鞍馬山(標高584m)の山上に建つ鞍馬弘教総本山が鞍馬寺(くらまでら)。寺に伝わる『鞍馬蓋寺縁起』(あんばがいじえんぎ)によれば、宝亀元年(770年)に渡来僧・鑑真(がんじん)の弟子、鑑禎(が…
京都府京都市左京区の鞍馬山山中にある鞍馬寺。鞍馬寺・本殿金堂から奥の院魔王殿を目指して歩き、木の根道を歩き、大杉権現社を越え、奥深い鞍馬山山中に入り込んだ場所にあるのが僧正ガ谷で、不動堂、義経堂という2つの堂が建っていま…
京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山、大徳寺の塔頭(たっちゅう)が芳春院(ほうしゅんいん)。芳春院は、平成14年放送のNHK大河ドラマ『利家とまつ』のヒロイン、前田利家の夫人、松子の法名で、慶長13年(160…
京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山、大徳寺の塔頭(たっちゅう)のひとつが高桐院(こうとういん)。慶長7年(1602年)頃、千利休七哲の一人、細川忠興(ほそかわただおき)が父・細川幽斎(細川藤孝)の菩提を弔う…
京都府京都市左京区の霊山、鞍馬山(くらまやま)。鞍馬山奥の院参道を山中へ進む途中にあるのが大杉苑瞑想道場(おおすぎえんめいそうどうじょう)。鞍馬寺から奥の院魔王殿を目指し、地表に露出した木の根が不思議なアラベスク模様をし…
京都府京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の名刹、圓光寺。慶長6年(1601年)、徳川家康の命により伏見に作られた学問所が起源で、寛文7年(1667年)、現在地に移転。禅寺らしい風情と、新緑、紅葉の美しさは格別で、禅僧…
京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山、大徳寺の塔頭(たっちゅう)が興臨院(こうりんいん)。大永年間(1521年~1528年)に、文人としても名高い能登の守護大名・畠山義総(はたけやまよしふさ)が建立。寺の名は…
京都府京都市上京区にある表千家流家元の茶室が千利休居士遺蹟・不審菴(せんのりきゅうこじいせきふしんあん)。千利休は、豊臣秀吉の逆鱗に触れ、天正19年2月28日(1591年4月21日)に聚楽第(じゅらくだい)の聚楽屋敷で切…
茶人、千利休(せんのりきゅう)が京の聚楽第(じゅらくだい)内に構えた屋敷の跡が千利休聚楽屋敷跡。豊臣秀吉が政庁兼邸宅として天正15年(1587年)に聚楽第を完成させると、千利休も屋敷を構えますが、その跡地(京都市上京区)…