クロマツ林遊歩道
北海道えりも町、襟裳岬から百人浜にかけての道道34号襟裳公園線沿線に広がるクロマツ林は、開拓以後の広葉樹の乱伐で砂漠化した土地の緑化事業(百人浜緑化事業)で誕生したもの。気の遠くなるような営みで面積421haの松林が誕生…
北海道えりも町、襟裳岬から百人浜にかけての道道34号襟裳公園線沿線に広がるクロマツ林は、開拓以後の広葉樹の乱伐で砂漠化した土地の緑化事業(百人浜緑化事業)で誕生したもの。気の遠くなるような営みで面積421haの松林が誕生…
山形・宮城県境にそびえる蔵王連峰(蔵王山)の最高峰が熊野岳。標高は1841m。蔵王温泉からなら蔵王ロープウェイを乗り継いだ地蔵山頂駅(標高1661m)からアルペンムードを満喫しながら熊野岳に到達可能(地蔵岳から稜線を歩く…
北海道寿都郡黒松内町にあるブナの森が歌才ブナ林(うたさいぶなりん)。「北限のブナ林」として知られています。大正13年、国の天然記念物指定に向けて調査員として歌才ブナ林を訪れた新島善直博士は、「かくのごとき原始林を残留せる…
後方羊蹄山(しりべしやま)として、深田久弥の『日本百名山』に選定される羊蹄山(ようていざん)に4つある登山道のうちの、倶知安(比羅夫)コース途中にある湖が半月湖(北海道倶知安町)。その名の通り半月の形をした周囲1kmほど…
標高1320mの恵庭岳(恵庭岳/北海道千歳市・恵庭市)は支笏湖畔北岸にそびえる円錐型火山。恵庭はアイヌ語で尖った山という意味エ・エン・イワ(e-enn-iwa=頭が・尖った・山)に由来する(恵庭市の名前の由来にもなってい…
島根県益田市匹見町、西中国山地の最高峰1346.2mの恐羅漢山(おそらかんざん)を源流にする匹見川(ひきみがわ)の渓谷地帯が匹見峡(ひきみきょう=表匹見峡)。奥匹見峡、表匹見峡、裏匹見峡、さらには前匹見峡の4つに分かれま…
島根県邑南町(おおなんちょう)にある美しい渓谷が断魚渓(だんぎょけい)。中国地方最大の長河・江の川の支流、濁川(にごりがわ)の中流部にある景勝地。中世代白亜紀~新生代古第三紀にかけて噴出した火山の産物である流紋岩、凝灰角…
島根県奥出雲町を流れる斐伊川(ひいかわ)の上流、大馬木川(おおまきがわ)の2kmにわたる大峡谷が鬼の舌震(おにのしたぶるい)。粗粒黒雲母花崗岩(そりゅうくろうんもかこうがん)の侵食によって誕生したV字谷で、国の名勝・天然…
山梨県笛吹市一宮町にある金川の水害防備保安林として保存整備された森を生かした36haの県立公園が山梨県森林公園金川の森。36haという広大な公園で、どんぐりの森、スポーツの森、こもれびの森、さくらの森、ふれあいの森、かぶ…
富士北麓、山梨県富士河口湖町、鳴沢村に広がる広大な針葉樹の樹海が青木ヶ原樹海。平安時代初期の貞観6年(864年)〜貞観8年(866年)、富士山の貞観大噴火(じょうがんだいふんか)で、長尾山の大噴火(割れ目噴火)による溶岩…
山梨県南都留郡鳴沢村、富士五湖のひとつ、西湖の南側に連なる標高1164.6m、足和田山系のピークにある富士山を眺望する絶景のビューポイントが紅葉台展望台。西湖、本栖湖(もとすこ)の2湖を眺めることから、別名「二湖台」とも…
山梨県大月市街の北側にそびえる標高634mの岩峰が岩殿山。武田二十四将のひとり、小山田信茂(おやまだのぶしげ)が、天然の要害を利用して山上に岩殿城(いわどのじょう)を築いた地。JR・富士急行線大月駅から山頂までは、大岩壁…
山梨県富士吉田市、富士山の吉田口登山道にある史跡が吉田口馬返し。往時、吉田口からの富士登山は、北口本宮浅間神社に参詣し、富士山頂を目ざしました。馬返しまではその名の通り馬に揺られて登山することができ、馬返しから500mほ…
身延山久遠寺と飛び地である七面山敬慎院(しちめんざんけいしんいん)を結ぶ道が、身延山追分道(身延往還)。その道筋にある赤沢宿(山梨県南巨摩郡早川町)は、巡礼者でにぎわった宿場町。南アルプスの山中に昔ながらの家並みが奇跡的…
京都府乙訓郡大山崎町にそびえる標高270mの山、天王山。西山腹が摂津国(大阪府)と山城国(京都府)の国境に位置し、山城盆地の西にそびえる西山の南端。山頂近くに位置する酒解神社(さかとけじんじゃ)が牛頭天王を祀ることがその…
葛城山(かつらぎさん)は奈良県と大阪府の境に聳える標高958.6mの山。金剛山地では金剛山に次ぐ主峰格の山で、山頂部にはのびやかな葛城高原が広がり、キャンプ場や「国民宿舎葛城高原ロッジ」があり、宿泊、食事、キャンプなどが…
成人の日の前日に行なわれ古都・奈良の新年を飾る「若草山焼」で知られる奈良のシンボル、若草山。標高341.7m、33haの全山が芝生で覆われたなだらかな山で、円い丘が3つ重なっている様子から別名、三笠山とも呼ばれています。…
和歌山県北部、有田郡有田川町と、海草郡紀美野町の境、長峰山脈の主峰、生石ヶ峰(おいしがみね/標高870.0m)一帯に広がる高原が生石高原(おいしこうげん)。秋には一面のススキ原として名高く、押上岩、笠石など、弘法大師伝説…