雀の地獄
熊本県阿蘇郡南小国町、標高800mから1000mの丘陵地にある清流の森自然公園内にある奇観が雀の地獄(すずめのじごく)。雀の地獄は、公園中央の駐車場近くに位置する冷泉湧出地。地表からは冷泉とともに硫化ガスが吹き出しており…
熊本県阿蘇郡南小国町、標高800mから1000mの丘陵地にある清流の森自然公園内にある奇観が雀の地獄(すずめのじごく)。雀の地獄は、公園中央の駐車場近くに位置する冷泉湧出地。地表からは冷泉とともに硫化ガスが吹き出しており…
宮崎県都城市と高原町との境界、高千穂峰(たかちほのみね)の東麓を走る国道223号沿いに位置する円形の火口湖、御池(みいけ)。高千穂峰の威容を湖面に映す御池は、標高305m、周囲4.3km、最大水深93.5m(火口湖として…
宮崎県えびの市、白鳥温泉上湯(しらとりおんせんかみゆ)背後の山中にある、白鳥温泉の源泉地帯が白鳥温泉地獄。その名の通り、現在も噴気を上げる「地獄」で、近くには天然の蒸気を利用した蒸し風呂なども用意されています。白鳥温泉上…
熊本県南阿蘇村を走る国道57号沿いにある落差60m、幅20mの巨瀑で、日本の滝百選にも選ばれている名瀑が数鹿流ヶ滝(すがるがたき)。阿蘇大橋からも眺めることができますが、国道57号沿いの駐車場から徒歩5分で観瀑台。平安時…
北海道川上郡弟子屈町(てしかがちょう)、清里町にある摩周カルデラのカルデラ湖が摩周湖。『霧の摩周湖』(昭和41年、作詞:水島哲、作曲:平尾昌晃、歌:布施明)のヒットにもあるように、霧に包まれることが多いので、「晴れた摩周…
北海道白老町、登別温泉街の東に位置する、神秘的な湖が倶多楽湖(くったらこ)。周囲8kmのほぼ円形で、屈斜路湖や摩周湖ほどの規模はありませんが、倶多楽湖もカルデラ湖。湖の周囲は豊かな自然が保たれ、ミズナラやナナカマドが生育…
栃木県日光市、神橋の上流にある大谷川の奇勝が憾満ヶ淵(かんまんがふち)。男体山(なんたいざん)から噴出した溶岩流でできた渓谷で、岩上に慈雲寺を創建した晃海僧正(こうかいそうじょう=天海大僧正の弟子)が建立した不動明王像が…
山形・宮城県境にそびえる蔵王連峰(蔵王山)の最高峰が熊野岳。標高は1841m。蔵王温泉からなら蔵王ロープウェイを乗り継いだ地蔵山頂駅(標高1661m)からアルペンムードを満喫しながら熊野岳に到達可能(地蔵岳から稜線を歩く…
北海道虻田郡洞爺湖町(とうやこちょう)と有珠郡壮瞥町(そうべつちょう)にまたがる巨大な湖が洞爺湖。湖水面積70.72平方キロで、国内第9位の大きさを誇っています。11年前の巨大噴火で誕生した東西11km、南北9kmの洞爺…
北海道東部、弟子屈町(てしかがちょう)にある屈斜路カルデラのカルデラ湖が屈斜路湖(くっしゃろこ)。湖面面積79.54平方キロで、日本第6位という巨大な湖です。もちろんカルデラ湖としては日本最大。全面結氷する淡水湖としても…
山梨県富士河口湖町にある溶岩洞窟が船津胎内樹型(ふなつたいないじゅけい)。富士スバルライン沿いの河口湖フィールドセンター内にあるので、アプローチも便利で、手軽に洞窟探検、そして火山学習が可能です。富士山剣丸尾溶岩流上の自…
神奈川県箱根町、箱根火山最後の噴火によって誕生した神山爆裂火口の跡が、大涌谷(おおわくだに)。3000年前、神山の北側が溶岩上昇(冠ヶ岳が誕生)による噴火と大崩壊(堰き止められて芦ノ湖誕生)で誕生したのが噴気地帯が大涌谷…
宮城県大崎市、鳴子温泉の南東1kmにある神秘的な湖が潟沼(かたぬま)。摩周湖、洞爺湖、十和田湖などと同様のカルデラ湖で、平安時代初期の承和4年(837年)に鳴子火山の火山活動の記録がありますが、その火山活動で誕生した湖だ…
伊豆大島(東京都大島町)を一周する大島一周道路の脇にあり、大島南部の景勝地である波浮港(はぶみなと)が一望の展望台が波浮港見晴台。『波浮の港』(作詞:野口雨情、作曲:中山晋平/昭和3年)、都はるみの歌った『アンコ椿は恋の…
伊豆大島(東京都大島町)で活発な噴火活動を続ける三原山。山頂部は、剣ヶ峰(749m)と三原新山(758m)からなる内輪山、外輪山、そして広大な火口原から成り立っています。山頂口展望台は、内輪山を取り囲む直径3~4kmの外…
狩野川の支流、黄瀬川(きせがわ)に懸かる落差10mの滝、鮎壺の滝。静岡県沼津市と駿東郡長泉町の境界に位置し、上流の五竜の滝(裾野市)と並ぶ景勝地として知られています。通常は2条、増水時には最大4条の流れとなり雄大。富士山…
静岡県御殿場市の駒門地区にある富士山の爆発によってできた本穴290m、枝穴118.2mの溶岩洞窟が駒門風穴(こまかどかざあな)。富士山麓では最大規模の溶岩洞窟で、国の天然記念物に指定されています。洞窟内部の気温は年間を通…
静岡県裾野市、裾野市中央公園内にある落差12mの滝が五竜の滝(国土地理院地形図:五竜ノ滝)。水量豊富な狩野川水系黄瀬川に懸かる滝で、5筋になって落ちるのがその名の由来。各筋は、それぞれ雪解、富士見、月見、銚子、狭衣と名付…