ダムの中でももっとのポピュラーな形式が重力式コンクリートダム(concrete gravity dam) 。重力式ダムと略されるように、ダム堤体の自重でダム湖の水圧に耐えるスタイルのダムです。そのためには花崗岩や安山岩などの固い岩盤が必要。日本国内に数多いのは、地震や洪水に強いことがあげられます。
堤高 BEST3
第1位 奥只見ダム|新潟県・福島県
堤高:157.0m
所在地:新潟県魚沼市・福島県南会津郡檜枝岐村
水系・河川:阿賀野川水系・只見川
完成年:昭和35年
管理者:電源開発
ダム湖:奥只見湖(ダム湖百選)
備考:奥只見湖の総貯水容量は日本2位、湛水面積日本3位
第2位 浦山ダム|埼玉県
堤高:156.0m
所在地:埼玉県秩父市荒川久那4041
水系・河川:荒川水系・浦山川
完成年:平成10年
管理者:水資源機構
ダム湖:秩父さくら湖
備考:関東第2位の堤高を誇る多目的ダム。ダム近くには、橋立鍾乳洞、秩父札所28番・石龍山橋立堂も
第3位 宮ヶ瀬ダム
堤高:156.0m
所在地:神奈川県相模原市緑区青山2145−50
水系・河川:相模川水系・中津川
完成年:平成12年
管理者:国土交通省
ダム湖:宮ヶ瀬湖(ダム湖百選)
備考:工事の際にダンプカーをそのまま乗せたインクライン(ケーブルカー)を転用した宮ヶ瀬ダムインクラインも運転
総貯水容量 BEST3
第1位 奥只見ダム|福島県
総貯水容量:6億100万立法メートル
所在地:新潟県魚沼市・福島県南会津郡檜枝岐村
水系・河川:阿賀野川水系・只見川
完成年:昭和35年
管理者:電源開発
ダム湖:奥只見湖(ダム湖百選)
備考:堤高157.0mは日本5位で、日本一高い重力式コンクリートダム、奥只見湖の総貯水容量は日本2位、湛水面積日本3位
第2位 田子倉ダム|福島県
総貯水容量:4億9400万立法メートル
所在地:福島県南会津郡只見町田子倉
水系・河川:阿賀野川水系・只見川
完成年:昭和34年
管理者:電源開発
ダム湖:田子倉湖(ダム湖百選)
備考:奥只見ダムに次ぐ、日本第2位の出力のある水力発電所、重力式コンクリートダムとしては堤体積日本2位、田子倉湖の湛水面積は日本6位
第3位 夕張シューパロダム|北海道
総貯水容量:4億3300万立法メートル
所在地:北海道夕張市南部青葉町573
水系・河川:石狩川水系・夕張川
完成年:平成27年
管理者:国土交通省
ダム湖:シューパロ湖
備考:湛水面積は日本2位
湛水面積 BEST3
第1位 雨竜第一ダム|北海道
湛水面積:2373ha
所在地:北海道雨竜郡幌加内町
水系・河川:石狩川水系・雨竜川
完成年:昭和18年
管理者:北海道電力
ダム湖:朱鞠内湖
備考:東京ドーム507個分という広大さで、周囲も40km。湖畔には日本最寒の地碑も
第2位 夕張シューパロダム|北海道
湛水面積:1500ha
所在地:北海道夕張市南部青葉町573
水系・河川:石狩川水系・夕張川
完成年:平成27年
管理者:国土交通省
ダム湖:シューパロ湖
備考:総貯水容量は日本4位
第3位 奥只見ダム|福島県
湛水面積:1150ha
所在地:新潟県魚沼市・福島県南会津郡檜枝岐村
水系・河川:阿賀野川水系・只見川
完成年:昭和35年
管理者:電源開発
ダム湖:奥只見湖(ダム湖百選)
備考:堤高157.0mは日本5位で、日本一高い重力式コンクリートダム、奥只見湖の総貯水容量は日本2位
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