北海道東川町、大雪山旭岳、北海岳、白雲岳を源にする忠別川がつくりだした大峡谷、天人峡(てんにんきょう)。天人峡温泉街からのびる遊歩道を使い、落差250mという羽衣の滝を見上げる見晴台を経て、ゆるやかな登りをとり、川沿いに進みます。温泉街から徒歩1時間ほどで、敷島の滝に到着。ご注意/羽衣の滝見晴台から先、通行止めになっています。
残念ながら、羽衣の滝見晴台から先は通行止めで、滝には到達不可!
忠別川本流にかかる敷島の滝は、落差20m、幅60mで、その迫力から「東洋のナイヤガラ」との呼び名も。
5月〜6月の残雪時や雨後には、水かさも増え、壮観な眺めに。
帰路は来た道を戻ることになるが、遊歩道沿いにはニリンソウなどの群落も見られ、飽きることはありません。
敷島の滝までの道は途中にガケ・岩場があり登山の装備が必要。
増水時は到達できないことも。
平成25年の冬期に発生した見晴し台付近の土砂崩れにより、羽衣の滝に向かう遊歩道は長らく通行止めになっていましたが、平成30年6月に再開されています。
その先、敷島の滝への遊歩道は、残念ながら復旧の見込みが立っていない状況です。
(敷島の滝への入山にあたっては事前に東川町産業振興課などに確認を)
旭川・旭岳周辺の取材班おすすめの宿は!?
このエリアを旅するコツは、旭岳ロープウェイで山上に上がるなら、ぜひ旭岳温泉に泊まり、山上での時間にゆとりをもたせること。
旭岳温泉では、全国にリゾートホテルや旅館を展開する共立リゾートの運営する「ラビスタ大雪山」、全26室と優雅なリゾートホテル「ホテルディアバレー」(定山渓グランドホテル瑞苑を経営のハマノホテルズ運営)がおすすめ。
山麓では、ひがしかぐら森林公園にある「森のゆ ホテル花神楽」が比較的にエコノミーで家族向け。
旭川市内では、旭川駅隣接のJRグループの「JRイン旭川」が好評です。
ラビスタ大雪山
旭岳温泉にあるヨーロッパアルプスのホテルを思わせるような、山荘風のホテル。
部屋の窓から旭岳を眺める一等地に立地。
夕食は創作フレンチ料理と鉄板焼きの2つのレストランを選択。
温泉は源泉かけ流しです。
ホテルディアバレー
「大人の隠れ家」を自認する旭岳温泉のリゾートホテル。
別荘感覚で泊まれるようにとゆったりとした設計になっており、滞在にも向いています。
夕食は、前菜・メイン料理2皿に加え「野菜たちビュッフェ」が楽しめる「ディアバレースタイル」、またはカジュアルスタイルで楽しめる「和洋ビュッフェ」。
温泉は源泉かけ流しで、姉妹館「ホテルベアモンテ」(徒歩15分)の温泉も無料で利用可能。
森のゆ ホテル花神楽
旭川市街と、旭岳温泉の中間、ひがしかぐら森林公園にあるホテル。
公共の宿としてスタートしたため、設備も充実で、コテージもあります。
大浴場は、シーズン中は日帰り入浴客で混雑することを念頭に。
奮発すれば露天風呂付きの客室も。
JRイン旭川
JRグループのビジネスホテルだけに、JR旭川駅に隣接するという好立地。
イオンモール直結で、買い物などには困らないため、道内旅行の中継地点で、1泊は都会にという人にも絶好です。
温泉ではありませんが大浴場(半露天風呂付き)も備わっています。
ツインもエコノミーツインルーム(17平米)、ツインルーム(24平米)、ラージツインルーム(27平米/3名利用も可能)と3タイプあり、気分と予算に合わせることができます。
敷島の滝 | |
名称 | 敷島の滝/しきしまのたき |
所在地 | 北海道上川郡東川町天人峡温泉 |
関連HP | ひがしかわ観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR旭川駅から旭川電気軌道バス旭岳ロープウェイ行き「いで湯号」で1時間20分、天人峡温泉下車、徒歩20分 |
ドライブで | 旭川空港から約34km |
駐車場 | 天人峡公共駐車場(80台/無料) |
問い合わせ | 東川町産業振興課 TEL:0166-82-2111 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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