会津高原尾瀬口駅

会津高原尾瀬口駅

福島県南会津郡南会津町、会津鉄道会津線と野岩鉄道会津鬼怒川線の分界駅が、会津高原尾瀬口駅。その名の通り、会津高原たかつえ、檜枝岐温泉(ひのえまたおんせん)、尾瀬沼山峠への玄関駅で、夏は尾瀬ハイキング、冬はスキーを目的にした観光客で賑わいをみせます。

浅草から直通特急、直通の夜行も運転され、尾瀬の玄関口に

昭和28年11月8日、国鉄会津線・会津滝ノ原駅(あいづたきのはらえき)として開業、昭和61年10月9日、野岩鉄道会津鬼怒川線が開通したため、会津高原駅に駅名を変更、さらに平成18年3月18日に会津高原尾瀬口駅に改称されています。

会津線もJR東日本を経て昭和62年7月16日に3セクの会津鉄道に変わり、平成2年10月12日には会津高原尾瀬口駅〜会津田島駅間が電化されたため、野岩鉄道会津鬼怒川線との直通運転が実現しています。
現在は、東武鉄道の特急「リバティ会津」(浅草駅~会津田島駅)と快速「AIZUマウントエクスプレス」(鬼怒川温泉駅〜会津若松駅間/会津鉄道の気動車を利用)のみ直通運転となっています。

駅舎は「会津高原尾瀬口駅プラザ憩の家」となっていて、地元産品やおみやげも販売するほか、食事も可能。

毎年、尾瀬のハイキングシーズンには、週末などに「尾瀬夜行23:45」、スキーシーズンにも「スノーパル23:45」という私鉄としては珍しい夜行列車を運転。
特急リバティの車両を使い、浅草駅発が23:45のため、23:45というネーミングになっています。

会津高原尾瀬口駅にはSLが活躍した国鉄会津線時代の名残として、駅構内の新藤原駅寄りにに転車台(ターンテーブル)がありますが、線路の接続もなく使われていません。

会津高原尾瀬口駅
名称 会津高原尾瀬口駅/あいづこうげんおぜぐちえき
所在地 福島県南会津郡南会津町滝原羽根子1056-1
関連HP 野岩鉄道公式ホームページ
問い合わせ 会津高原尾瀬口駅 TEL:0241-66-2329
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
スノーパル23:45

東武鉄道が夜行列車「スノーパル23:45」を運転|2023-2024

東武鉄道は会津高原のスキーシーズンの週末などに、野岩鉄道・会津高原尾瀬口駅に直通する夜行列車を運転。私鉄としては珍しい夜行列車「スノーパル23:45」で、2023年12月29日(金)~2024年3月9日(土)の金・土曜および2月22日(水)

 

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