大分県別府市、別府港にほど近い石垣東7丁目にある中国料理の名店「レストラン東洋軒」の創業は大正15年。天皇の料理番だったという初代当主・宮本四郎が開いた店で、以来、別府市民はもちろん、遠来のグルメをうならせています。そして、別府名物とり天発祥の店として有名です。
大分のソールフード「とり天」はここに始まる!
東洋軒の「本家とり天」(炸鶏片)は鶏肉の天ぷらですが、天ぷらというよりもフリッター(洋風天ぷらで衣の製法に違いあり)に近く、アメリカンドッグみたいにフワフワでサクサクですが、中の鶏肉はジューシー。
辛子を溶いたカボス醤油との相性が抜群です。
この店、メニューをよく見ると乾焼明蝦(大エビのチリソース炒め)、蒜苔牛肉絲(牛肉とニンニクの芽炒め)、腰果鶏丁(鶏肉とカシュナッツ炒め)など、本格中華料理店であることがよくわかります。
しかも、店構えも味も立派な高級店なのに、町中華と変わらない、良心的価格が素晴らしいのです。
東洋軒のもう一つのお楽しみは、駐車場係・中村さんのパフォーマンス!
満面の笑みと、プロのパントマイマー顔負けのアクションでクルマを誘導シてくれるのです。
東洋軒だけではモッタイナイので、個人的に!「別府市の無形重要文化財」に認定。
駐車場係・中村さんのパフォーマンスに注目!
「レストラン東洋軒」 板倉あつしのおすすめポイントは!?
- 駐車場係・中村さんのパフォーマンスが秀逸!
- 実は別府市民に愛される老舗中華の名店
- 大分県のソールフード「とり天」発祥の店
- 本格中華メニューが充実
- 店構えも味も立派な高級店なのに、良心的価格がアッパレ!
取材(執筆・撮影)/板倉あつし
取材協力/公益社団法人ツーリズムおおいた、別府八湯温泉道名人会
レストラン東洋軒 | |
名称 | レストラン東洋軒/れすとらんとうようけん |
所在地 | 大分県別府市石垣東7-8-22 |
関連HP | レストラン東洋軒 |
電車・バスで | JR別府駅から亀の井バス鉄輪・APU行きで10分、船小路下車、徒歩5分。または、大分交通バスAPU行きで南須賀入口下車、徒歩8分 |
ドライブで | 東九州自動車道別府ICから約6km |
駐車場 | 60台/無料 |
問い合わせ | レストラン東洋軒 TEL:0977-23-3333 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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