落差55m、幅6mの秋保大滝(あきうおおたき)は、秋保温泉のシンボルで、国の名勝、「日本の滝百選」に選定。幅6m、落差55mの巨瀑で、水量豊富な名取川の本流が滝壺に落ち込む轟音は、5〜6km先まで聞こえるほど。滝の入口には秋保大滝不動尊が祀られ、不動尊の裏には滝見台も設置されています。
円仁(慈覚大師)が山寺開山前に修行をした地と伝えられる!
大滝不動尊は、円仁(慈覚大師)が立石寺創建の前に開基したと伝えられ、秋保大滝不動尊を建立して後、二口峠を越えて山寺に至り、立石寺(山寺)を創建したと伝えられています。
秋保大滝不動尊の正式名は、滝本山西光寺で、神仏習合が残る真言宗智山派の寺です。
円仁(慈覚大師)は、不動堂(秋保大滝不動尊)の裏に落ちる秋保大滝で100日間の荒修行をしたのち、立石寺を開山したと伝えられ、立石寺の奥の院と呼ばれています。
秋保大滝駐車場から滝見台を経て滝壺近くまで東北自然歩道(新・奥の細道「秋保大滝パノラマのみち」)も整備(1.0Km)。
滝壺近くから見上げる滝はダイナミックで、水しぶきが霧となって舞い、夏でも涼しいクールゾーンです。
近くには仙台市秋保大滝植物園もありこちらからはすだれ滝を観賞可能。
紅葉の名所としても知られ、紅葉の見頃は例年10月下旬~11月上旬。
ちなみに秋保大滝周辺の地質は、凝灰角礫岩(火山岩塊と多量の火山灰とからなる岩石)。
秋保大滝 | |
名称 | 秋保大滝/あきうおおたき Akiu Otaki Falls |
所在地 | 宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝地内 |
関連HP | 仙台観光情報サイト |
電車・バスで | JR仙台駅西口バスプールから宮城交通バス秋保大滝行きで1時間25分、終点下車、すぐ |
ドライブで | 東北自動車道仙台南ICから約22.3km。または、仙台宮城ICから約22.7km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 秋保温泉郷観光案内所 TEL:022-398-2323 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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