當麻寺・西塔

国宝・三重塔　全13塔完全ガイド

釈迦の舎利（遺骨）を収める仏塔のひとつが三重塔。仏教の世界観である涅槃の境地を象徴するストゥーパ（サンスクリット語: stūpa）に由来し、インドから中国に伝わって「卒塔婆」という字が当てられ、楼閣建築の形式が取り入れられて高層化。日本国内

當麻寺

西方極楽浄土（さいほうごくらくじょうど）の入口、死者の魂が赴く地とされた二上山（にじょうさん／奈良県葛城市）の山麓にある古刹、當麻寺（当麻寺／たいまでら）。中将姫（ちゅうじょうひめ）が織ったという西方極楽浄土の様子を表した當麻曼荼羅（当麻曼

當麻寺・中之坊

奈良県葛城市當麻、當麻寺中之坊（たいまでらなかのぼう）は當麻寺最古の由緒を伝える子院。白鳳時代（7世紀末）に役行者（えんのぎょうじゃ＝役小角・えんのおづぬ、修験道の始祖）により開かれた道場がルーツで、天平年間に當麻寺別当（住職）の住房｢中院

當麻寺・本堂（曼陀羅堂）

奈良県葛城市にある行基の道場をルーツとする古刹で、中将姫ゆかりの『當麻曼陀羅』（たいままんだら）を本尊とする真言宗・浄土宗二宗の寺が、當麻寺。本堂の曼荼羅堂（まんだらどう）は、国宝。當麻寺のなかで最大の建物で、本尊の當麻曼陀羅が祀られていま

當麻寺・東塔

奈良県葛城市にある行基の道場をルーツとする古刹で、中将姫ゆかりの『當麻曼陀羅』（たいままんだら）を本尊とする真言宗・浄土宗二宗の寺が、當麻寺。古い時代の東塔（とうとう）と西塔（さいとう）が現存する唯一の遺構で、とくに東塔は奈良時代末（729