西江邸

西江邸

岡山県高梁市にある、銅山経営とベンガラ(紅殻)で財をなした豪農商・西江家の豪邸(備中天領大庄屋)が西江邸。江戸期には代官御用所を兼ねていた西江邸は、現在でも18代目となる西江家の個人邸宅ですが、その一部が一般公開されています。豪壮な大庄屋住宅の建築群は国の登録有形文化財で、映画『釣りバカ日誌18』のロケ地。

現存する建物は宝永・正徳年間(1704年~1715年)の築

西江邸

6代目・西江兵右衛門は、宝暦元年(1751年)、高品質なベンガラの礎となる本山鉱山を開抗し、ベンガラの原料となる緑礬(ローハ=鉄鉱石を焼いて生成)とベンガラ(緑礬をさらに炉で燃成)の大量生産を行ないました。
生産した高品質のベンガラは伊万里焼や九谷焼の赤色顔料となり、財を築いたのです。

西江家は、もともとは武士の出で、のちに銅山が幕府の御用山となり、奉行のような権限も持たされていたといい、西江邸にもお裁きをした白洲(しらす)が残されています。

高台にある2600平方メートルの広大な敷地には、白壁にベンガラ色の石州瓦をのせた母屋、離れ座敷、櫓など、城郭のような造りが現存。
かつて幕府の命による非常用穀類の貯蔵庫であった郷倉を再生した資料館では、久谷や輪島、有田など当家ゆかりの陶器など150点を展示。

渋谷剛三(小沢昭一)の住む家として映画『釣りバカ日誌18ハマちゃんスーさん瀬戸の約束』のロケ地にもなっています。

見学は、2日前までの定員制で要予約。
18代当主が邸内(非公開部分を含む)を案内してくれる特別見学(お茶・お菓子付き)も用意されています。

西江邸は日本遺産「『ジャパンレッド』発祥の地~弁柄と銅の町・備中吹屋~」の構成資産にもなっています。

西江邸
名称西江邸/にしえてい
所在地岡山県高梁市成羽町坂本1604
関連HP西江邸公式ホームページ
電車・バスでJR備中高梁駅から備北バス吹屋行き55分、終点下車、徒歩20分。または、JR備中高梁駅からタクシーで50分
ドライブで中国自動車道新見ICから約17km
駐車場20台/無料
問い合わせ西江邸 TEL:0866-29-2805
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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