助太山古墳

助太山古墳

大阪府藤井寺市道明寺6丁目にある一辺36m、高さ6mの方墳が、助太山古墳(すけたやまこふん)。仲姫命陵古墳(仲津山古墳)の南側に並ぶ3基の方墳「三ツ塚古墳」(西から助太山古墳、中山塚古墳、八島塚古墳)のひとつで、世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産にもなっています。

中山塚古墳、八島塚古墳と濠を共有する珍しい古墳

三ツ塚古墳のうち、中山塚古墳、八島塚古墳(ともに一辺50mの方墳)は宮内庁が管理していますが、助太山古墳のみが国の史跡で宮内庁の管理から外れています。

三ツ塚古墳の3基は、濠を共有すること(濠は埋没保存)、方形の墳丘の南辺を一直線に揃えていることなどから、深い関係性を有しながら同時期に築造されたことがわかります。
墳頂部に露出する凝灰岩は埋葬施設の部材と推測され、濠から円筒埴輪が出土しています。
築造はその形状などから5世紀前葉(古墳時代中期中葉)と推測されています。

助太山古墳
助太山古墳
名称 助太山古墳/すけたやまこふん
所在地 大阪府藤井寺市道明寺6-12-13
関連HP 藤井寺市公式ホームページ
電車・バスで 近鉄土師ノ里駅から徒歩5分
ドライブで 西名阪自動車道藤井寺ICから約2km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 藤井寺市教育委員会事務局文化財保護課 TEL:072-939-1419
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
仲姫命陵古墳(仲津山古墳)

仲姫命陵古墳(仲津山古墳)

大阪府の羽曳野市と藤井寺市にまたがる古市古墳群のうち、日本第2の巨大な古墳、誉田御廟山古墳(応神天皇陵)に次いで大きい墳丘長290m、日本9位の古墳が仲姫命陵古墳(なかつひめのみことりょうこふん=仲津山古墳)。藤井寺市内にある古墳としては最

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中山塚古墳

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