余の滝

余の滝

大分市宇佐市院内町原口にある滝、余の滝(あまりのたき)。院内余温泉から東南に1kmほどの駅館川(やっかんがわ)上流の余川に懸かり、落差は48m。水量は少なく、岩盤にぶつかって幾筋かに分かれるさまから「末広の滝」との別名があります。両合棚田、宇佐のマチュピチュ(西椎屋の景)にも近いのであわせて探勝を。

両合棚田の下流に美しい滝が!

余の滝

駅館川には、駅館川三大瀑布といわれる西椎屋の滝、東椎屋の滝、福貴野の滝が有名ですが、余の滝は、これらの直瀑とは異なり滑滝状。
『豊前志』(明治32年)に「白布(しらぬの)を三段四段(みきだよきだ)にたちきりて巖(いわほ)の上にたれさらすらむ」と記されています。
また滝壺の下流には、滑床のような滝も存在。

院内余温泉から南に走った駐車場から余の滝展望所までは遊歩道で5分ほど。

車で10分ほどの場所には「日本の棚田百選」に選ばれた両合棚田(余の滝の上流側)、15分ほど走らせれば宇佐のマチュピチュ(西椎屋の景)があります。

余の滝
名称 余の滝/あまりのたき
所在地 大分県宇佐市院内町平原
関連HP 宇佐市公式観光サイト
ドライブで 宇佐別府道路安心院ICから約13km
駐車場 余の滝駐車場(10台/無料)、駐車場から滝見台まで徒歩5分
問い合わせ 宇佐市観光・ブランド課 TEL:0978-27-8171
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
両合棚田

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