八丁湖

八丁湖

埼玉県比企郡吉見町の吉見百穴(よしみひゃくあな=古墳時代後期の横穴墓群)近くにある人造湖が八丁湖。水田の灌漑用につくられた人造湖、一帯は八丁湖公園として整備されています。江戸時代に築かれた溜池で、「八段沼」、「八丁八反の沼」と呼ばれていましたが、戦後、園地化が図られて八丁湖という名になっています。

比企丘陵最大の湖は園地として整備されている

八丁湖

県立比企丘陵自然公園内に位置し、周囲1.6kmと比企丘陵では最大の湖。
堤高6m、堤頂長154mの堤が築かれ、取水された灌漑用水は周辺50haを潤しています。
湖畔の町営駐車場を起点に湖を一周するウォーキングコース(1600m)のほか、トレッキングコース(500m)、自然観察コース(265m)、丘陵コース(391m)、野鳥観察コース(384m)などの遊歩道が整備されています。

湖の奥には黒岩横穴墓群があり、現在発見されているものだけでも30基を超え、一帯には国指定史跡である吉見百穴よりも大規模な横穴群があり、その総数は500基以上と推定されています。

湖の南側には、坂東三十三観音第11番・関東八十八ヶ所第75番霊場の吉見観音(安楽寺)があります。

八丁湖
名称 八丁湖/はっちょうこ
所在地 埼玉県比企郡吉見町黒岩
関連HP 吉見町公式ホームページ
電車・バスで 東武東上線東松山駅からタクシーで15分
ドライブで 関越自動車道東松山ICから約8.5km
駐車場 町営駐車場を利用
問い合わせ 吉見町まち整備課 TEL:0493-63-5018
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
吉見百穴

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