日本さくら名所100選 東海地方11ヶ所

平成2年に公益財団法人日本さくらの会の創立25周年記念として、当時の建設省、運輸省、環境庁、林野庁、全国知事会、財団法人国際花と緑の博覧会協会の後援で選定された「日本さくら名所100選」。9つの基準をクリアして選ばれた「桜の名所」は、東海地方に11ヶ所あります。歴史的な桜の名所も数多いのが特長!

静岡県

静岡県の桜の名所といえば家康が若かりし頃過ごした出世城・浜松城(浜松城)、人質時代と大御所時代を過ごした駿府城(駿府城)を筆頭に、日本平、狩宿の下馬桜、蓮台寺池公園(藤枝市)など名所がオンパレードですが、「日本さくら名所100選」に選ばれるのは、ちょっぴり意外ですがさくらの里(伊東市)、冨士霊園(小山町)の2ヶ所。

さくらの里(伊東市)

ソメイヨシノほか40種1500本
例年の見頃:9月下旬〜5月(ソメイヨシノなどは3月中旬〜4月中旬)

さくらの里

伊豆高原にミニ富士山のようにそびえる大室山の山麓に40種1500本の桜が植栽される花の里。9月中旬、十月桜が咲き始め、冬から春にかけての寒桜、大寒桜、伊東桜、ソメイヨシノ、枝垂桜、八重紅大島桜、大島桜、八重桜の関山・松月・奥都など、5月初旬

冨士霊園(小山町)

ソメイヨシノ、ヤマザクラなど8000本
例年の見頃:4月中旬

冨士霊園

静岡県駿東郡小山町にある公園墓地。富士山を借景にメインストリート脇などに桜が植栽され、「日本さくら名所100選」に選定されています。本田技研工業の創業者・本田宗一郎、国民栄誉賞受賞の歌手・藤山一郎、女優の杉村春子、第56・57代内閣総理大臣

愛知県

愛知県の桜の名所といえば名古屋城(名城公園)、木曽川堤、奥山田のしだれ桜(岡崎市)などが有名。「日本さくら名所100選」に選ばれるのは、山崎川四季の道(名古屋市)、鶴舞公園(名古屋市)、岡崎公園(岡崎市)、五条川(岩倉市・江南市・大口町)の4ヶ所。ちなみに岡崎公園は、東海地区でナンバーワンの人気・集客を誇るお花見スポットになっています。

山崎川四季の道(名古屋市)

ソメイヨシノ600本
例年の見頃:3月下旬~4月上旬

山崎川四季の道(山崎川散策路)

名古屋市千種区の猫ヶ洞池(ねこがほらいけ)を源流に、昭和区、瑞穂区、南区を経て港区で名古屋港に注ぐ二級水系が山崎川。石川橋(昭和区)から新瑞橋(あらたまばし/瑞穂区)までの間にはソメイヨシノが植栽され、名古屋を代表するお花見スポットとして「

鶴舞公園(名古屋市)

ソメイヨシノ750本
例年の見頃:3月下旬~4月上旬

鶴舞公園

鶴舞公園(つるまこうえん)は、名古屋市昭和区鶴舞(つるまい)1丁目にある名古屋市民の憩いの場で、名古屋市の文化エリアのひとつ。明治42年、名古屋で最初の都市公園として誕生した歴史ある公園で、「日本の歴史公園100選」、国の登録記念物(名勝地

岡崎公園(岡崎市)

ソメイヨシノなど1000本
例年の見頃:3月下旬~4月上旬

【完全攻略ガイド】岡崎城

愛知県岡崎市、日本100名城にも選定される岡崎城は、徳川家康が出生した城として有名。天守は明治時代に取り壊され、現在の天守は、昭和34年の再建で、元和3年(1617年)に本多忠利が再建したものをモデルとしたもの。2〜4階は、江戸時代の岡崎を

岡崎城公園

岡崎市の中心に位置する岡崎城跡に整備された公園。城塁や内堀が残り、往時を偲ばれる天守閣も再建されています。岡崎城は家康が生まれた城として知られ、公園内には「家康産湯の井戸」などゆかりの史跡が数多く残り、家康公の銅像や遺言碑も立てられています

五条川(岩倉市・江南市・大口町)

ソメイヨシノ1900本
例年の見頃:3月下旬~4月上旬

五条川

岐阜県多治見市の高社山に源を発し、愛知県内を流れる庄内川水系の一級河川が五条川。犬山市、大口町、江南市、岩倉市の区間は、美しい桜並木が続き、「日本さくら名所100選」に選定。岩倉市の市街地では『岩倉桜まつり』の季節に、川のなかで鯉のぼりの「

岐阜県

臥龍桜、荘川桜、淡墨桜(うすずみざくら)と有名な名桜が数多い岐阜県。墨俣一夜城址、岐阜公園長良川堤、金華山の水道山など県内各地にお花見の名所があります。激戦区を勝ち抜いて「日本さくら名所100選」に選定されたのは、新境川堤・百十郎桜(各務原市)、根尾谷・淡墨公園(本巣市)、霞間ヶ渓(池田町)の3ヶ所です。根尾谷・淡墨公園は、淡墨桜のこと。

新境川堤・百十郎桜(各務原市)

ソメイヨシノ1200本
例年の見頃:3月下旬〜4月上旬

新境川堤・百十郎桜

昭和38年、岐阜県各務原市の発足を記念して新境川に植えられた桜がルーツで、昭和6年〜7年に新境川沿いソメイヨシノを寄付した歌舞伎役者・市川百十郎の名を取って、「百十郎桜」と名付けられています。1000本以上の桜が植栽され、「日本さくら名所1

根尾谷・淡墨公園(本巣市)

国指定の天然記念物・淡墨桜(ヒガンザクラ・樹齢1500年)
例年の見頃:4月上旬〜4月中旬

淡墨桜

淡墨桜(うすずみざくら)は、岐阜県本巣市・淡墨公園にある樹齢1500年以上というヒガンザクラの古木。三春滝桜(福島県田村郡三春町)、山高神代桜(山梨県北杜市)と並ぶ日本三大桜に数えられています。さらには荘川桜、臥龍桜とともに岐阜県の三大桜の

霞間ヶ渓(池田町)

ヤマザクラ、オオヤマザクラ、ソメイヨシノ1500本
例年の見頃:3月中旬~4月上旬

霞間ヶ渓

霞間ヶ渓(かまがたに)は岐阜県池田町の池田山を源とする渓谷で、自生するヤマザクラをはじめ、ソメイヨシノ、シダレザクラなど1500本の桜が咲く桜の名所。「霞間ヶ渓」の名は、渓谷を彩る桜の花がまるで霞のように見えることから名づけられたとの説があ

三重県

三重県の桜の名所といえば津偕楽公園、鳥羽の城山公園、伊賀上野城跡(上野公園)、湯の山温泉などが有名。「日本さくら名所100選」に選ばれるのはお伊勢参りに使われた伊勢街道ゆかりの2ヶ所、三多気(津市)、宮川堤(伊勢市)です。

三多気(津市)

ヤマザクラ500本
例年の見頃:4月中旬

三多気の桜

奈良県との県境に位置する三重県美杉村(みすぎむら)の三多気(みたけ)地区にある国指定文化財(名勝)、「日本さくら名所100選」に選定された桜並木。ヤマザクラ500本余りの並木道が、伊勢本街道から真福院までの参道に1.5km続き、例年4月中旬

宮川堤(伊勢市)

ソメイヨシノ1000本
例年の見頃:3月下旬〜4月上旬

宮川堤

伊勢市の西北を流れる宮川は、伊勢参詣する人々が「桜の渡し」や「柳の渡し」を利用したことで知られる川。現在、宮川にはいくつかの橋が架かっていますが、宮川橋から度会橋までの河川敷と堤防にある約1000本の桜並木は知る人ぞ知る桜の名所。4月の上旬

日本さくら名所100選 東海地方11ヶ所
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

よく読まれている記事

こちらもどうぞ