経島

日御碕(ひのみさき)の最西端に位置する小島が経島(ふみしま)。かつて日御碕神社・日沈宮(下の宮)の社殿のあった島と伝えられ、8月7日の例祭(『神幸祭』・みゆきしんじ)の際に宮司だけが渡ることのできる神域となっています。その名の由来は、柱状節理が万巻の経本を積み重ねたように見えることから。

西日本で最大級のウミネコのコロニーを観察

青森県蕪島とともにウミネコの繁殖地として知られ、西日本では最大級のウミネコのコロニーとして国の天然記念物に指定されています。

島へは渡ることはできないので海岸遊歩道「灯台と夕日の小径」途中の展望台(鳥見台)から観察を。

ウミネコは、11月下旬頃〜12月に5000羽近く飛来し、3月に巣作り、4月に抱卵・産卵、5〜6月が子育て、7月に北海道や青森へと出発。
夏を涼しい北国で過ごし、再び11月下旬頃〜12月に再び経島にやって来ます。
夏に北海道で見かけるウミネコも冬は出雲暮らしというわけなのです。

「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(水産庁)にも選定されています。

経島
名称 経島/ふみしま
所在地 島根県出雲市大社町日御碕
関連HP 出雲観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR出雲市駅から一畑バス日御碕行きで45分、終点下車、徒歩5分で烏見台
ドライブで 松江自動車道出雲ICから約18kmで日御碕神社駐車場
駐車場 日御碕神社駐車場(20台/無料)、日御碕駐車場(240台/無料)を利用
問い合わせ 出雲観光協会 TEL:0853-53-2112/FAX:0853-53-5856
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

出雲日御碕灯台

2017年11月1日

日御碕神社

2017年11月1日

日御碕

2017年10月31日

 

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