東京に住んでいても、案外、東京を真剣に撮ることは少ないという人は多いかと思います。そんな人にもおすすめなのが台風一過とか、低気圧通過直後の快晴。チリなどの少ない、クリアな青空と東京らしい建築物は、被写体に絶好なのです。台風一過を狙って、雲ひとつない青空のスカイツリーと隅田川の水上バスを撮影に浅草へと出かけました。
台風一過の浅草を撮影後、銀座、東京駅へ!
大前提として順光で撮影したかったので10時半過ぎに浅草に到着。
すぐにロケハンに入りましたが、もう少し光が回ってほしかったので、浅草で2時間ほど待機することにしました。(写真1)
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撮影場所は金色のオブジェ(アサヒビール本社ビルの隣)などのバランスで駒形橋から。
このオブジェ、「新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える心」を表現した「聖火台の炎」で、フランス人のフィリップ・スタルク(PHILIPPE STARCK)のデザイン。(写真2)
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光を待っている間は、浅草を回ります。
多くの人々が活動する街の写真も好きなので、ここでも何枚か撮影。(写真3)(写真4)
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光も良くなり、12時半頃から水上バスの到着を待ちますが、川の中央を通ってくれないと決りません。(写真5)
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近くに他の撮影の人がいたので、邪魔にならないように最終的には橋の上から撮影することに。
さらに型の違う船を待ちますが、なかなか良い位置にこないのであきらめ、他の撮影地に移動を決定。
歌舞伎座、銀座4丁目などを撮影後、東京駅へ向かいます。(写真6)
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この角度からの写真をよくみますが、正面からの物を欲しいと思っていました。
行幸通りヘ入れるようになったので、かなり全景をファインダーに収める事ができました。
天気は最後まで素晴らしかったのですが、体力的にここで終了。
作例を下に紹介しますので、「青空にのびる東京の建物」を楽しんでいただければ幸いです。
今回の作例
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ワンポイントアドバイス
東京など都会を撮影する時は、ビルやタワーなどの建築物が中心となるので、「水平垂直に撮ること」を心がけましょう。
そうすることで、写真に落ち着きが出ます。
もちろん、カメラは、しっかりと両手で持つことをお忘れなく!
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