大湯ストーンサークル館

大湯ストーンサークル館

秋田鹿角市、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である大湯環状列石に隣接して建てられた、ガイダンス施設が大湯ストーンサークル館。大湯環状列石の保護や調査、紹介を行なう施設で、大湯環状列石からの出土品や遺物、資料などを展示公開しています。

大湯環状列石散策の前後にぜひお立ち寄りを!

大湯ストーンサークル館

建物は雪国に古くから伝わる「雁木(がんぎ)」をイメージした平屋で、史跡の景観を損なわないよう配慮されています。
展示ホールには発掘された土器がずらりと並んで壮観。

周囲には縄文の森も再現され、秋にはドングリなどの実がたわわに実っています。
大湯環状列石は縄文時代の石がそのままに置いてあるので立ち入ったり、触ったりはできません。
大湯ストーンサークル館を起点に周回するのが基本です。
野中堂環状列石の中心から万座環状列石の中心を結んだ線が夏至の日没方向と一致する点にもぜひ注目を。

大湯ストーンサークル館には、縄文土器や土偶やペンダントなどの製作が可能な縄文工房(要予約)、ミュージアムショップ、遺跡や考古学、歴史に関する本を集めたギャラリー・図書閲覧コーナーも併設。

大湯環状列石は、万座環状列石、野中堂環状列石という2つの巨大な環状列石の総称。

泊まって納得!十和田湖周辺取材班おすすめの宿は!?

十和田湖の良さは、カルデラ湖で、国立公園らしい優雅な雰囲気が残されていること。
つまりは芝生の園地が広がったり、のんびるするのに最適な地ということ。
下世話な観光地によくある猥雑(わいざつ)な看板も、客引き見当たりません。
そんな十和田湖でのんびりできるのは、やはりハードばかりでなく、宿のソフト面の充実にも目をむけたいところ。
取材班のイチオシは、「十和田プリンスホテル」と「十和田ホテル」。
ともに連泊、滞在にも最適です。

十和田プリンスホテル

全国でリゾートホテルを展開するプリンスホテル。
十和田湖の休屋から少し離れた湖畔の一等地に十和田プリンスホテルは建っています。
キャッチフレーズは「湖畔のオーベルジュ」。
季節とプランを上手に選べば2食付きで1万2000円以下も!
温泉露天風呂もあるので連泊や滞在もおすすめです。

十和田ホテル

昭和15年の東京オリンピック(幻のオリンピックです)を前に、日本を訪れる外国人観光客のための宿として、政府の要請で建てられたのが十和田ホテル。
秋田・青森・岩手の三県から宮大工80名を集めて技術を競わせ、秋田杉の巨木をふんだんに使った3階建ての建物には圧倒されます。
別館の洋室利用なら、和室よりもエコノミーに泊まることが可能。
夕食は和洋折衷料理。
温泉ではありませんが、展望露天風呂も自慢のひとつ。
ちなみに、国の登録有形文化財、近代化産業遺産に認定!

大湯ストーンサークル館
名称大湯ストーンサークル館/おおゆすとーんさーくるかん
所在地秋田県鹿角市十和田大湯万座45
関連HP鹿角市公式ホームページ
電車・バスでJR鹿角花輪駅から秋北バス大湯温泉行きで30分、環状列石前下車、すぐ。または、JR十和田南駅からタクシーで15分
ドライブで東北自動車道十和田ICから約7km
駐車場70台/無料
問い合わせ大湯ストーンサークル館 TEL:0186-37-3822/FAX:0186-30-4303
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本四大縄文遺跡とは!?

縄文時代の遺跡で国の特別史跡は、三内丸山遺跡(青森県青森市)、大湯環状列石(秋田県鹿角市)、加曽利貝塚(千葉県千葉市)そして尖石石器時代遺跡(長野県茅野市)の4ヶ所で、以上の一度は訪れてみたい個性ある縄文遺跡が日本四大縄文遺跡と呼ぶことがで

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