八戸市是川中居にある縄文時代の遺跡群が是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)。縄文時代晩期中心の中居遺跡、前期・中期の一王寺遺跡、中期の堀田遺跡の総称が是川石器時代遺跡(是川遺跡)で、国の史跡になっています。中居遺跡出土の963点は国の重要文化財に指定されています。
中居遺跡を中心とする縄文時代の貴重な集落跡
新井田(にいだ)川沿いの標高10m~44mの台地に広がる縄文時代の集落遺跡。
その中心的な遺跡が中居遺跡で、集落一帯は、漆液を採取するためにウルシを栽培するなど有用植物を中心に管理され、人工林から里山を経て狩場である自然林へと繋がるような、同心円状の生態系を生み出していました。
北海道・北東北の縄文遺跡群として世界遺産への登録を目指し、出土品は、「八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館」に収蔵展示されています。
是川石器時代遺跡 DATA
名称 | 是川石器時代遺跡/これかわせっきじだいいせき |
所在地 | 青森県八戸市是川中居3-1 |
関連HP | 八戸市公式ホームページ 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館公式ホームページ |
電車・バスで | JR八戸駅から南部バスで是川縄文館下車 |
ドライブで | 八戸自動車道八戸ICから約3.7km(7分) |
駐車場 | 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館駐車場を利用/無料 |
問い合わせ | 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館TEL:0178-38-9511/FAX:0178-96-5392 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag