福本渡船
尾道市と向島を隔てる尾道水道を往復する渡船(車が積載できるフェリー)のひとつで地元では「一円ぽっぽ」と親しまれてきたのが福本渡船。大林宣彦監督の映画『さびしんぼう』(昭和60年、『尾道三部作』完結編)で主人公・井上ヒロキ…
尾道市と向島を隔てる尾道水道を往復する渡船(車が積載できるフェリー)のひとつで地元では「一円ぽっぽ」と親しまれてきたのが福本渡船。大林宣彦監督の映画『さびしんぼう』(昭和60年、『尾道三部作』完結編)で主人公・井上ヒロキ…
鳴門海峡、関門海峡と並び、「日本三大潮流」のひとつに数えられる来島海峡(くるしまかいきょう/愛媛県今治市)。「一に来島、二に鳴門、三と下って馬関瀬戸(ばかんせと=関門海峡のこと)」と船乗りたちに恐れられた来島海峡の急流と…
平清盛が切り開いたという伝説の残る広島県呉市の音戸の瀬戸(おんどのせと)は、本州と倉橋島の間にある幅70mの小さな海峡。この流れの速い瀬戸を渡る渡船が音戸渡船。距離90mという「日本一短い定期航路」で、対岸まで所要3分の…
熊野、吉野大峯とともに世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産となっている高野山。その玄関駅となるのが高野山ケーブルカー(正式名は南海鋼索線)の高野山駅。高野山の山上標高867mに位置する駅で、駅舎は国の登録有形…
南海電気鉄道高野線の終点、極楽寺橋駅(標高535m)と熊野、吉野大峯とともに世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に指定された高野山の玄関口、高野山駅(867m)を結ぶケーブルカーで、正式名は南海鋼索線。高野山ケーブルカ…
JR日光線の終着駅が日光駅。東北本線などを敷設した日本鉄道が明治23年8月1日に開業したという歴史ある駅で、開業の記念式典には小松宮彰仁親王(こまつのみやあきひとしんのう)も臨席しています。現存するネオ・ルネサンス様式の…
下館駅(しもだてえき=茨城県筑西市)と茂木駅(もてぎえき=栃木県茂木町)を結ぶ真岡鐵道真岡線(もおかてつどうもおかせん/愛称「コットン・ウェイ」)の終着駅が茂木駅。大正9年12月15日に官設鉄道真岡軽便線として開業した歴…
茨城県の下館駅から栃木県の茂木駅まで全長41.9kmを結ぶ路線が真岡鐵道。土・日曜、祝日や夏休みなどにSL(C11、C12)が走っていることで全国的に有名。建物自体が巨大なSLの形(C11)をした真岡駅(関東の駅百選)。…
那須岳の主峰・茶臼岳は山頂から抜群の眺望が楽しめるので人気の山。標高1915mという本格的なこの山を登りやすくしているのがボルケーノハイウェイと那須ロープウェイの存在。車でボルケーノハイウェイを登ってしまうとロープウェイ…
雲辺寺山の香川県観音寺市側に架かる四国ケーブルの雲辺寺ロープウェイ。標高927mの雲辺寺山頂にある雲辺寺(四国八十八ヶ所霊場第66番札所)は、徳島県三好市に位置しますが、もともとは讃岐国(香川県)側の札所。「四国高野」と…
JR四国、土讃線大歩危駅(おおぼけえき)、小歩危駅(こぼけえき)間(5.7km)に架かる第二吉野川橋梁(徳島県三好市)は、ジオラマ化した150分の1スケールモデルが発売されるほどの鉄道景勝地。全長250m、高い橋脚に支え…
徳島県徳島市を流れる吉野川下流部に架かるJR四国・高徳線の鉄道橋、吉野川橋梁(よしのがわきょうりょう)。昭和10年3月に完成した全長949.2mの橋梁で、完成当時は全国の鉄橋のベスト3という長大橋でした。現在でも四国内で…
松山と道後温泉を結び明治21年に開業した日本最古の軽便小鉄道が伊予鉄道。伊予鉄道城南線の終着駅で、道後温泉の玄関駅が明治28年開業の道後温泉駅。明治44年建築のレトロな旧駅舎が復元されています。往時の坊っちゃん列車をモデ…
宇土半島(熊本県宇城市)の先端、三角ノ瀬戸に臨む標高405.7mのピークが三角岳(みすみだけ)。世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録の三角西港の背後にそびえ、登山道は南の三角東港側から尾根沿いに山頂へとのびていま…
薩摩半島の南端にそびえる開聞岳(かいもんだけ/924m)は10万年前に形成された阿多カルデラ(鹿児島湾南端の湾口部を構成するカルデラ)内では最も新しい火山。4000年ほど前に誕生した火山です。円錐形で、どこから眺めても秀…
鹿児島県霧島市にあるJR肥薩線の駅で明治36年1月15日開業の駅が嘉例川駅(かれいがわえき)。大正9年、皇太子(昭和天皇)が東郷平八郎とともに高屋山上陵参拝のため乗降した歴史を有しています。開業当初のままに現存する駅舎は…
鹿児島県霧島市にあるJR肥薩線の駅で、鉄道院が横川駅として明治36年1月15日に開設(大正9年に大隅横川駅に改称)。開業前年の明治35年築のレトロな駅舎は国の登録有形文化財になっています。現存する鹿児島県内最古の駅舎で、…
100mに及ぶ切り立った断崖絶壁をゆったりと流れる三段峡の瀞(とろ)、黒淵を周遊するのが黒淵渡船。黒淵とは水深が深いため、エメラルドグリーンを通り越して黒く見えることから。黒淵にある黒淵荘は、食事や軽食も可能です。三段峡…