日吉大社
滋賀県大津市坂本にある日吉大社(ひよしたいしゃ)は、神仏習合時代から山王権現と呼ばれ、神代の昔から比叡山に鎮座する地主神(じぬしがみ)として、全国3800社余りある日吉神社、日枝神社、山王神社の総本宮。現存する社殿の大部…
滋賀県大津市坂本にある日吉大社(ひよしたいしゃ)は、神仏習合時代から山王権現と呼ばれ、神代の昔から比叡山に鎮座する地主神(じぬしがみ)として、全国3800社余りある日吉神社、日枝神社、山王神社の総本宮。現存する社殿の大部…
広島県尾道市瀬戸田町、生口島(いくちじま)の聴音山公園の一角にある曹洞宗の寺が向上寺(こうじょうじ)。応永7年(1400年)、土地の地頭(じとう)・生口守平(いくちもりひら)が建立した禅寺で中国三十三観音霊場の11番札所…
全国の五重塔のなかで国宝に指定される塔は9塔、国の重要文化財に指定は13塔あります。さらに三重塔に国宝13塔、重要文化財43塔、多宝塔に国宝6塔、国の重要文化財35塔を数えます。そのなかで選ばれる「日本三名塔」は、法隆寺…
永久3年(1115年)、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正が創建した醍醐寺三宝院は、世界文化遺産「古都京都の文化遺産」の構成資産である醍醐寺の本坊的な存在で、歴代座主が居住する坊です。豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本…
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産のひとつ、真言宗醍醐派総本山・醍醐寺。下醍醐と山上の上醍醐に分かれていますが、下醍醐伽藍の中心が金堂。「醍醐の花見」を開いた豊臣秀吉の命で、紀州国湯浅(現・和歌山県湯浅町)の満願…
「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録される醍醐寺(だいごじ)。醍醐寺には、上醍醐、下醍醐の伽藍に、あわせて6棟の国宝、10棟の重要文化財の建物がありますが、下醍醐にある五重塔は父・醍醐天皇の冥福を祈るために第三皇…
山口県山口市にある瑠璃光寺は曹洞宗の寺で山号は保寧山。永平寺を大本山とする曹洞宗の寺のため、階段式の回廊が巡らされミニ永平寺といった感じ。五重塔は、大内文化花開いた室町時代、寺が香積寺だった頃のもので、嘉吉2年(1442…
島根県出雲市、出雲大社の社殿近くに建つ出雲の古代を詳細に解説する県立の博物館が島根県立古代出雲歴史博物館。中央ロビーには出雲大社境内から平成12年に発見された宇豆柱(うづばしら)を展示。常設展では、「出雲大社と神々の国の…
太山寺(たいさんじ)は、愛媛県松山市にある真言宗智山派の寺で、四国八十八ヶ所霊場第52番札所。山号は瀧雲山(りゅううんざん)。寺伝によれば用明2年(585年)頃創建され、天平11年(739年)、聖武天皇の勅願をうけて、行…
推古天皇24年(616年)、聖徳太子が開いたとも伝えられる広島県尾道市屈指の古刹が浄土寺。建武3年(1336年)2月、足利尊氏(あしかがたかうじ)は、九州に落ち延びる途中戦勝祈願に立ち寄り、勝利再起した後にその庇護を受け…
出雲大社(いずもおおやしろ)の本殿は八足門、楼門をくぐったなかにあり、一般の参拝者は八足門や周囲の瑞垣の外から眺めることになります。高さ24mの本殿は神社建築では日本一の高さを誇りますが、古代には東大寺大仏殿をしのぐ48…
島根県松江市大庭町にある神魂神社(かもすじんじゃ)は、出雲国造り家の祖を祀る古社で、神社自体が古代出雲文化を今に伝える文化遺産。「大庭の大宮さん」と地元では呼ばれています。祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)、伊弉諾尊(い…
三重県津市一身田町にある真宗高田派の本山。嘉禄元年(1225年)、親鸞の活動場所であった下野国(栃木県)に専修念仏の根本道場(如来堂)を開いたのが始まり。それが現在の本寺の専修寺=栃木県真岡市高田)で、戦国時代に火災で焼…
大同元年(806年)、征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の創建と伝えられる古刹が福井県小浜市の明通寺(みょうつうじ)。鎌倉・室町時代には幕府の帰依を受け、25の子院を擁していたという若狭の名刹です。鎌倉時…
貞観2年(860年)創建の古社で、京都府八幡市の木津・宇治・桂の三川の合流点を眼下にする男山の山頂に鎮座し、大分の宇佐神宮(宇佐八幡宮)、福岡の筥崎宮とともに日本三大八幡宮(鎌倉・鶴岡八幡宮を加える場合も)に数えられるの…
国宝に指定される厳島神社(いつくしまじんじゃ)の御本社。奥から本殿、拝殿、祓殿という構造で、祓殿の先に大鳥居側に突き出すように平舞台が配されています。その平舞台の突端、海側左右に配されているのが門客神社(まろうどじんじゃ…
厳島神社の御本社の海側に突き出した、平舞台と高舞台。その東西の両脇に配されたのが楽房(がくぼう)。本殿側から見て右手が右楽房、左手が左楽房。高舞台で舞われる舞楽には2つの流れがあり、インドで発祥し唐から伝わった『蘭陵王』…
世界文化遺産登録の厳島神社参拝は、入口を入ると国宝・東廻廊ですが、すぐあるのが客神社(まろうどじんじゃ)。本殿、幣殿、拝殿、祓殿とあるのも御本社と同じなので、御本社と間違える人がいるほど。建物は鎌倉時代の仁治2年(124…