六波羅蜜寺・弁財天堂
踊り念仏で知られる空也創建の京の名刹、六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)。江戸時代までは大伽藍を有していましたが、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈で寺域を大幅に縮小し、今では本堂、弁財天堂(弁天堂)、宝物収蔵庫のみとなっています。…
踊り念仏で知られる空也創建の京の名刹、六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)。江戸時代までは大伽藍を有していましたが、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈で寺域を大幅に縮小し、今では本堂、弁財天堂(弁天堂)、宝物収蔵庫のみとなっています。…
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産でもある東寺(教王護国寺)。国宝・御影堂(みえいどう)の南側に位置する毘沙門堂(びしゃもんどう)は、天元元年(978年)倒壊した羅城門の上層から食堂に移されていた兜跋毘沙門天像(…
京都市左京区にある日蓮宗の寺、松崎山(しょうさきざん)妙円寺。江戸時代初期の元和2年(1616年)、本涌寺(関西で初めて日蓮宗の檀林=松ヶ崎檀林、現・涌泉寺)内に建てられた日英の隠居所に始まる寺ですが、松ヶ崎大黒天(「松…
「京のゑべっさん」として京都の人々から親しまれている古社が京都市東山区に鎮座する京都ゑびす神社(登録名称は恵美須神社)。鎌倉時代初期の建仁2年(1202年)、建仁寺創建の際に鎮守杜として建立されたもので、今宮戎神社(大阪…
明治初年の神仏分離まで、祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の守護神・牛頭天王(ごずてんのう=神仏習合の神)を祀り、祇園感神院、あるいは祇園社と呼ばれていたのが八坂神社。現在、本殿、舞殿、南楼門が南北に並んでいますが、その南に位…
天下統一を目前とした織田信長が、NHK大河ドラマ第59作『麒麟がくる』の主人公となった明智光秀の謀反により夢半ばにして自刃した寺が本能寺。往時の本能寺は「本能寺の変」で焼失し、現在の本能寺は豊臣秀吉によって移転、再建され…
京都市東山区、「祇園さん」とも呼ばれる八坂神社の境内に湧く湧水が祇園神水で、地元の人が水をくむ姿をよく見かけます。八坂神社本殿の下には、竜穴と呼ぶ底無し井戸があると平安の昔から言い伝えられていますが、「祇園神水」は新しく…
京都市東山区祇園町にある古社が八坂神社。社伝によれば、平安遷都以前の斉明天皇2年(656年)創建と伝えられ、「祇園さん」の通称でお馴染みの全国の2300ある祇園社(八坂神社・天王神社)の総社です。遷都以前に渡来人である八…
2019年12月1日(日)~2020年2月24日(月・休)16:00〜23:30、京都府京都市左京区の叡山電鉄・八瀬比叡山口駅で『Illumi‐station』(イルミステーション)が行なわれます。開業当時の趣を今に伝え…
2019年12月1日(日)〜12月25日(水)17:30頃~22:00頃、京都府京都市伏見区の京セラ本社・本社ビルの公開空地(前庭)で『京セラ本社イルミネーション』が行なわれます。12月11日(水)~12月25日(水)の…
京都市・嵐山にあり、「嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さん」として親しまれているのが真言宗の寺、法輪寺。寺伝によれば、和銅6年(713年)、行基が元明天皇の勅願で開いた葛井寺(かづのいでら)が前身で、天長6年(829年)、空海…
京都・嵐山にある臨済宗天龍寺派大本山・天龍寺の塔頭寺院、宝厳院(ほうごんいん)。世界遺産に登録される天龍寺には名園として知られる曹源池庭園(そうげんちていえん)がありますが、宝厳院の庭園「獅子吼の庭」も室町時代に禅僧・策…
京都・嵯峨野(さがの)を代表する景観といえば、竹林。大河内山荘から野宮神社と続く、200mほどの小径(こみち)は、周囲が竹林で竹林の小径と呼ばれています。竹が覆いかぶさる様な景観は、写真撮影にも絶好で、人気スポットになっ…
かつての埋葬地、京都・化野(あだしの)に建てられた浄土宗の寺、化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)。空海が五智山如来寺を建てた後、野ざらしの遺骨を埋葬したのが起源という古刹です。後に法然が念仏道場として再建し、化野念仏寺と改…
俳人・松尾芭蕉の門下生であり、芭蕉十哲のひとり、向井去来(むかいきょらい)が晩年を過ごした草庵跡が京都市嵯峨野の落柿舎(らくししゃ)。去来はここを、身分の差なく、誰もが自由に出入りできる俳句道場とすることを旨とし、土間の…
嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵐山駅からほど近い場所に建つ、東映の時代劇映画スター、故・大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)の別荘だったのが大河内山荘。『百人一首』で有名な小倉山の南麓に、戦前を代表する時代劇スター・大河内傳次…
京都市の嵯峨野(さがの)にある日蓮宗の寺、常寂光寺(じょうじゃっこうじ)。二尊院の南に位置する古刹で、もとは日蓮宗本圀寺(ほんこくじ)の日禎(にってい)上人の隠居所だったものを、慶長9年(1604年)、寺に改めたもの。山…
京都市右京区嵯峨野にある古社が野宮神社。平安遷都後創建の古社で、神宮(伊勢神宮)の斎王に決まった皇女が、3年間社にこもり、心身を清める精進潔斎をする習わしがあったとされる社です。周囲を野宮竹の林に囲まれ、紫式部作『源氏物…