祖母山
宮崎県(西臼杵郡高千穂町)、大分県(豊後大野市、竹田市)との境にそびえる霊峰が祖母山(そぼさん)。九州山地の中核をなす名山は、神武天皇の皇祖母にあたる豊玉姫を祀ることからその名の由来です。標高は1756.4m、祖母傾(そ…
宮崎県(西臼杵郡高千穂町)、大分県(豊後大野市、竹田市)との境にそびえる霊峰が祖母山(そぼさん)。九州山地の中核をなす名山は、神武天皇の皇祖母にあたる豊玉姫を祀ることからその名の由来です。標高は1756.4m、祖母傾(そ…
北海道の根室本線・狩勝峠越え(現在は廃線で、「狩勝ぽっぽの道」に転用)、篠ノ井線・姨捨(おばすて)とともに日本三大車窓に数えられたのが肥薩線矢岳越え(宮崎県えびの市)。加久藤カルデラ外輪山の矢岳山(739.2m)・矢岳高…
宮崎県綾町(あやちょう)は古くから競走馬、農耕馬の飼育を行なっていた町。その綾町にある綾馬事公苑は、ブリティッシュスタイルの乗馬が楽しめる宮崎県初の会員制乗馬クラブ。ビジターでも参加できる15~30分のレッスン、初心者コ…
宮崎県えびの市にあるJR肥薩線の駅が真幸駅(まさきえき)。JR九州管内でも3ヶ所しかないスイッチバック駅で、肥薩線唯一の宮崎県内の駅。両隣は、矢岳駅は熊本県、吉松駅は鹿児島県と3駅で3県という珍しい場所にもなっています。…
宮崎県日南市、油津を流れる広渡川の河口の海蝕洞に鎮座する神社が祇園神社。洞窟の奥ということで、その神秘的な空間がSNSなどで話題を呼んでいます。神社の創建は比較的に新しく、大正13年のこと。宮崎鉄道(現在の宮崎交通)管理…
宮崎県日南市油津、広島東洋カープのキャンプ地となる天福球場前の横断歩道は、従来の白色塗装(ゼブラ模様)から紅白に塗り替えられ、紅白の横断歩道になっています。油津駅、油津商店街から天福球場へと続く歩道部分も赤くレッドカーペ…
第31代飫肥藩主・伊東祐相(いとうすけとも)の命で、江戸時代後期の天保2年(1831年)に開設した飫肥藩の藩校が振徳堂(しんとくどう)。石垣に囲まれた広い敷地内に、長屋門と主屋が保存されています。明治時代、外交官として活…
宮崎県日南市、藩政時代に飫肥藩(おびはん)の藩庁となった飫肥城は、周囲が24町(約2.6km)あり、本丸、藩主の生活の場だった松尾の丸、中の丸、今城、西の丸、北の丸、松の丸、小城、中の城、宮薮、八幡城からなる、典型的な平…
宮崎県日南市、飫肥城の大手門の前にある歴史的な建造物が豫章館(よしょうかん)。藩主・伊東家の家臣・伊東主水(いとうもんど)の屋敷で、飫肥の武家屋敷のうちでももっとも格式の高い家が現存(明治元年築)。飫肥藩の典型的な武家屋…
宮崎県日南市の飫肥城(おびじょう)の城下町に現存するのが小村寿太郎生家。明治時代に外交官として活躍した小村寿太郎(小村壽太郎)は、安政2年9月16日(1855年10月26日)、飫肥藩の下級藩士・小村寛平と梅子の長男として…
宮崎県日南市北郷町、広渡川上流の猪八重谷川(いのはえがわ)の渓谷。猪八重渓谷内には五重の滝を中心に流合の滝(はきあいのたき)、岩つぼの滝、はまぐり岩、瓶の滝(かめのたき)などの景勝が連続。日南市北郷町は「森林セラピー」の…
宮崎県日南市北郷町は「森林セラピー」の町。猪八重渓谷ウォーキングロードとともに森林セラピーに最適の道が整備されるのが蜂之巣渓谷。それが広渡川沿い(河岸の堤防)を歩く蜂之巣渓谷ウォーキングロード。全長1.6km(片道)のコ…
宮崎県日南市北郷町、広渡川が岩峰・鬼の頭(おにのつぐみ)にぶつかり、U字型に大きく蛇行する鳩之巣渓谷部分に、ナイター完備のテニスコート、多目的広場、じゃぶじゃぶ池、森林浴歩道などが整備される総合スポーツランド。温泉付の蜂…
宮崎県都城市、「日本の滝100選」にも選ばれた名瀑、関之尾滝。その滝口(上流)側の河原にあるのが甌穴群(おうけつぐん)です。甌穴とは河川の岩の表面や川床に水流による石や砂の回転で生じる円形の穴、ポットホール(pot ho…
宮崎県都城市、早水神社の北東500mにある史跡が祝吉御所跡(島津氏発祥の地)。文治元年(1185年)、鎌倉幕府御家人の惟宗忠久(これむねただひさ)は、源頼朝からこの地の荘園「島津の荘」の下司職(げすしき)に任命され、この…
宮崎県延岡市、延岡駅から徒歩15分の位置に建つのが今山大師。天保10年(1839年)、疫病対策で延岡城下の大師信仰の信徒たちが高野山金剛峰寺(こんごうぶじ)から本尊となる弘法大師像を勧請して大師庵を創建したものがルーツで…
宮崎県小林市東方にある奇岩が陰陽石。高さ17.5mの男石(陽石)、周囲5.5m女石(陰石)があるので夫婦岩とも呼ばれています。子宝の神、生産の神として信仰され、例年秋分の日に『陰陽石祭り』を実施。加久藤火砕流堆積物が造り…
宮崎県串間市、草原に野生の御崎馬(みさきうま)が遊ぶ都井岬の最南端、断崖の中腹に白い鳥居と祠が建つ御崎神社(みさきじんじゃ)。創建は和銅元年(708年)と伝わる古社で、社殿の周囲には3000本ものソテツが自生し、ソテツ自…