犬飼石仏
大分県豊後大野市を流れる大野川西岸の丘陵中腹に彫られた、平安末期とも鎌倉時代の作とも伝わる石仏が犬飼石仏(いぬかいせきぶつ)。阿蘇凝灰岩の岩壁には、不動明王像を中尊とし、左右に矜羯羅童子(こんがらどうじ)、制吒迦童子(せ…
大分県豊後大野市を流れる大野川西岸の丘陵中腹に彫られた、平安末期とも鎌倉時代の作とも伝わる石仏が犬飼石仏(いぬかいせきぶつ)。阿蘇凝灰岩の岩壁には、不動明王像を中尊とし、左右に矜羯羅童子(こんがらどうじ)、制吒迦童子(せ…
傾山(かたむきやま)に源を発する大分県豊後大野市の清流・白山川(正式には中津無礼川、奥畑川の総称)の渓谷が白山渓谷。全国名水百選「白山川」や水の郷百選にも選定。渓谷内には、鬼が断崖をくり抜いたと伝えられる「ほげ岩」などの…
明治42年に豊後電気鉄道によって別大電車(別府〜大分間は明治33年開業/昭和47年廃止)の電力供給、さらには大分町などへの電力供給ために建設された発電所の跡が、豊後大野市の沈堕の滝(ちんだのたき)横にある沈堕発電所跡。大…
岡城下から臼杵城下に至る街道(岡城路)途中、大分県豊後大野市・臼杵市の境を流れる大野川の支流・三重川の柳井瀬に架かる石造のアーチ橋が虹澗橋(こうかんきょう)で、国の重要文化財。虹澗は、谷川にかかる虹という意味で、莫大な工…
豊後大野市にある古刹、宝生寺(ほうしょうじ)、豊後守護で大友氏14代・大友親隆(おおともちかたか)が宝徳2年(1450年)、御嶽神社の別当寺として創建し、明宝禅師が開山の臨済宗妙心寺派の寺。境内にはそれ以前の石造物もある…
大分県豊後大野市を流れる大野川と支流の平井川に懸かる沈堕の滝(ちんだのたき)は、「豊後のナイアガラ」とも呼ばれる不思議な滝で、国の登録記念物。大野川本流の雄滝は、落差17m、幅93mの巨瀑で、まさにミニナイアガラのよう。…
大分県豊後大野市、標高572mの稲積山の東麓に開口した地下河川型の洞窟が稲積水中鍾乳洞。日本最大の水中鍾乳洞ともいわれ、湧き出す水は白山川源流のひとつとなっています。全国でも珍しい大規模な水中鍾乳洞は、3億年前の古生代に…
大分県豊後大野市の大野川東岸に望む丘陵中腹に彫られた、5体の磨崖仏が菅尾石仏(菅尾磨崖仏)で国の史跡、そして美術的価値も高く国の重要文化財にも指定されています。駐車場からは、坂と鳥居のある100段ほどの石段を10分ほど登…
大分県豊後大野市清川町、奥嶽川に架かる2つの石造アーチ橋が、轟橋(とどろばし)と出会橋(出會橋)。橋脚の両端を結ぶスパン(径間)では、アーチ式石造橋として全国1位(轟橋)と2位(出会橋)を誇っています。2連アーチの轟橋の…
2024年3月17日(日)10:00~15:00、大分県豊後高田市の昭和の町駐車場で『第19回「昭和の町」レトロカー大集合』が開催されます。昭和の町に、今も現役で活躍中の昭和の名車・旧車が大集合。マイカー時代が到来した昭…
2024年2月23日(金・祝)~3月10日(日)、大分県佐伯市(さいきし)で『城下町佐伯ひなめぐり』を開催。武家屋敷通りの面影が残る「歴史と文学のみち」では、旧佐伯藩主・毛利家から受け継がれる「毛利家のお雛様」や、市内の…
2024年2月10日(土)〜3月10日(日)、大分県杵築市(きつきし)で『城下町杵築散策とひいなめぐり』が行なわれます。杵築は能見松平家3万2000石の城下町。「ひいな」とは雛の古語。城下町にちなんで、古式ゆかしい「ひい…
毎年旧暦の1月7日に、無病息災・五穀豊穣などを祈り行なわれるのが大分県豊後高田市長岩屋の天念寺『修正鬼会』(しゅじょうおにえ)。国東半島六郷満山に1200年以上も前から伝わる伝統行事で、仏(不動明王)の化身である鬼を「迎…
2024年2月9日(金)~3月10日(日)、大分県臼杵市で『うすき雛めぐり』が開催されます。水野忠邦による天保の改革で、質素倹約が奨励されていた臼杵藩では紙のお雛様しか認められませんでしたが、そんな歴史を今に伝えるのが『…
2月の第1日曜に、大分県中津市北原の原田神社で行なわれる『万年願』(まんねんがん)で奉納される人形芝居が『北原人形芝居』。鎌倉時代に出家した北条時頼がこの地で病に倒れた際に村人の看病で見事回復。その祝いの席で始まったとい…
2020年2月29日(土)〜3月1日(日)11:00~、13:30〜、大分県中津市の中津城天守閣前広場で、『中津城人間ひな飾り』を開催。『城下町中津のひなまつり』の一環として、2020年で10回目を数えるイベントで、ひな…
2024年2月17日(土)〜3月17日(日)、大分県中津市で『雛がいざなうお屋敷めぐり』を開催。江戸時代には中津藩・奥平家10万石の城下町として、明治4年の廃藩置県では中津県が設置されるほどの舟運を背景にして商都として栄…
2024年2月15日(木)~3月31日(日)、大分県日田市で『第41回天領日田おひなまつり』が行なわれます。日田市は江戸時代に代官所が置かれた天領として日田市九州随一の繁栄を極めた地。市内12ヶ所の旧家や資料館などでひな…