秋田県下の名城は、日本100名城に選定される久保田藩(秋田藩)の藩庁、久保田城、そして古代の北方防備と出羽国北部の政庁だった古代城柵の秋田城、続日本100名城に選定の男鹿半島にある巨大な山城、脇本城。この3城が秋田県三大名城といえる城です。
久保田城|日本100名城
所在地:秋田県秋田市千秋公園
築城年:慶長7年(1602年)
築城者:佐竹義宣(さたけよしのぶ)
主な城主:佐竹義宣、佐竹義敦、佐竹義和、佐竹義堯
史跡:秋田市の名勝(史跡の指定はなし)
文化財: 御物頭御番所(秋田市の文化財)
備考:千秋公園として整備され、本丸表門、御隅櫓を復元
日本さくら名所100選、日本の歴史公園100選、日本の都市公園100選に選定
秋田城|続日本100名城
所在地:秋田県秋田市寺内高野
築城年:天平5年(733年)
築城者:中央政庁(聖武天皇)
主な城主:国司次官の出羽介が秋田城介(あきたじょうのすけ)が着任
史跡:国の史跡
遺構:政庁跡、外郭など
備考:古代の城柵官衙で、文字通り、軍事的な機能(城柵)と政庁としての役割(官衙)を兼ね備えていました
高清水公園として整備され、外郭東門、築地塀、トイレ遺構などが復元、ビジターセンターとして「秋田城跡歴史資料館」が開館
脇本城|続100名城
所在地:秋田県男鹿市脇本
築城年:不明/大規模改修は天正5年(1577年)
築城者:不明/大規模改修は安東愛季(あんどうちかすえ)
主な城主:安東愛季
史跡:国の史跡
遺構:曲輪、土塁、空壕、井戸跡など
備考:東北で最大級の城域を誇る山城で、城跡直下の海岸には脇本湊
秋田県三大名城とは!? | |
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