碓氷湖

利根川水系烏川の支流・碓氷川に建設された坂本ダムのダム湖が碓氷湖（うすいこ）。坂本ダムは昭和32年完成の砂防ダムでしたが、平成6年に不特定利水ダムとして改築されています。平成6年の再開発事業で碓氷湖の周遊遊歩道（1.2km20分）、駐車場、湖を渡る橋梁の整備などが行なわれています。

碓氷川のダム湖で遊歩道も整備

湖を渡る｢ほほえみ橋｣「夢のせ橋」の橋や「ふれあいトンネル」に関しては重要文化財に指定される旧碓氷線めがね橋（碓氷第三橋梁）など碓氷鉄道施設遺産群との調和を図るためレトロな明治風のデザインが採用されています。

管理事務所横の駐車場周辺には園地も整備され、のんびりできるほか、碓氷鉄道施設遺産群のレンガ造り隧道（トンネル）などの探勝にも利用できます。

信越本線横川駅から旧熊ノ平信号所まで信越本線の廃線跡歩く「アプトの道」も傍らを通り、第二隧道（2号トンネル）、三号隧道（3号トンネル）は、散歩気分で到達できます。

周辺は国有林で、落葉広葉樹と植林された針葉樹。
ゴールデンウィーク頃の新緑や11月中旬〜下旬の紅葉は見事。

毎年海の日（7月第3月曜日）には『碓氷湖まつり』も開催されています。

上州漁協は毎年春にヤマメを主体にニジマス、イワナ、ブラウントラウトを放流し、秋までは釣りも可能（ワカサギ釣りのみ9月下旬〜2月まで可／雑魚券利用）。
日釣券は、玉屋ドライブイン、奥碓氷食堂で取り扱い。
ボート釣りは禁止となっています。

アプトの道

JR信越本線横川駅前、碓氷峠鉄道文化むら横を起点に旧信越本線の熊ノ平駅（昭和41年からは熊ノ平信号場）までを歩く全長6.3kmの遊歩道。かつての信越本線アプト式鉄道時代の廃線敷を利用した遊歩道です。途中の碓氷峠の森公園交流館｢峠の湯｣までは