弥山・くぐり岩

弥山・くぐり岩

宮島の中央にそびえる霊山・弥山(みせん)は、全山が花崗岩の山で、山上の巨石群が信仰の対象になり、霊山となったとも考えられています。弥山山頂直下、くぐり岩は、宮島ロープウェー獅子岩駅などからの登山道が、積み重なる岩のトンネルをくぐる、弥山屈指の景勝地になっています。

巨大な花崗岩が100万年かけて3つに分かれた!

弥山・くぐり岩

宮島ロープウェー獅子岩駅からは弥山本堂を経て徒歩30分ほど。
自然の摂理とは思えないような石のトンネルのため、宇宙人がつくったという人もいるほど(弥山にはペトログラフ=岩絵があるという人も)。

花崗岩には節理と呼ばれる細かい割れ目が走っています。
その節理に水が入り込むことで、花崗岩は風化。
巨大な花崗岩が、100万年かけて節理に沿って風化し、3つに分かれた岩が、絶妙なバランスでもたれあう姿になったのがくぐり岩というわけなのです。
NHKの『ブラタモリ』でもこのくぐり岩は解説の対象になっています。

弥山・くぐり岩
名称弥山・くぐり岩/みせん・くぐりいわ
所在地広島県廿日市市宮島町
関連HP宮島観光協会公式ホームページ
電車・バスでJR宮島口駅からJR連絡宮島航路または松大観光船で10分、宮島桟橋下船、ロープウェー乗り場まで徒歩30分。さらに宮島ロープウェーで15分
ドライブで山陽自動車道廿日市ICから約4.7km。または、大野ICから約5kmで宮島口
駐車場宮島口市営駐車場(166台/有料)・もみじ本舗駐車場(500台/有料)
問い合わせ宮島観光協会 TEL:0829-44-2011
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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