有珠山ロープウェイ

昭和新山とともに「日本の地質百選」に選定され、世界ジオパーク(洞爺湖有珠山ジオパーク)にも登録の活火山が有珠山(うすざん)。今なお白煙を上げる有珠山には、ロープウェイが架けられ、手軽に登山することができます。山麓駅から山頂駅までの1370mを、6分で結ぶのが有珠山ロープウェイ。山頂駅の脇にあるのが洞爺湖展望台です。

山頂駅は絶景の洞爺湖展望台に隣接!

昭和新山を眺めながら有珠山上へ!
ゴンドラからは昭和新山が見る間に眼下に

山頂駅脇の洞爺湖展望台からは、洞爺湖や、昭和新山の大パノラマが眼下に広がり、黒っぽい有珠山が間近に迫る大迫力の展望。

山頂駅到着後、徒歩7分ほど歩けば、火口原展望台。
すり鉢状の火口(銀沼大火口)がさらにくぼみ、周囲の木々が立ち枯れている様子が観察できます。

右手には、昭和52年にできた有珠新山も眺望できます。

火口原展望台から外輪山に沿って階段状の遊歩道が続いていますが、これが「外輪山遊歩道」で、反対側の有珠山外輪山展望台(有珠登山道合流地点)まで1.1km、片道30分のコース。

ただし一般的には往復することになり、アップダウンもあって結構ハードな道のりとなるのでご注意を。

洞爺湖展望台から洞爺湖を一望に
洞爺湖展望台から昭和新山を眼下に
かつては緑豊かだった銀沼大火口

荒涼たる銀沼大火口は、昭和52年〜昭和53年の山頂部のマグマ水蒸気爆発で、カルデラ内の池・銀沼が火口へと姿を変えたもの。

それまでは銀沼周辺に緑が広がり、ハイカーの憩いの地だったが、想像がつかないほどに変貌しています。
まさに、有珠山は大地の科学館なのです。

有珠山ロープウェイ
名称 有珠山ロープウェイ/うすざんろーぷうぇい
所在地 北海道有珠郡壮瞥町滝之町185-5
関連HP 有珠山ロープウェイ公式ホームページ
電車・バスで JR洞爺駅前から道南バス洞爺湖温泉行きで25分、終点下車、道南バス昭和新山行きに乗り換えて15分、終点下車
ドライブで 道央自動車道伊達ICから約10km
駐車場 400台/有料
問い合わせ 有珠山ロープウェイ TEL:0142-75-2401/FAX:0142-73-3113
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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