八幡平ガマ沼

活火山といわれる八幡平(はちまんたい)ですが、実は有史以来、噴火の記録は残っていません。それでも八幡平山頂の火口湖には、よく観察すると火口壁などが残され、八幡平が火山であることを示しています。山頂部で比較的大きなガマ沼は、6000年前の水蒸気爆発で誕生した3つの爆裂火口が複合してできた火口湖です。

3つの爆裂火口が複合してできた火口湖

ガマが生息するわけではなく、釜の沼が転じてガマの沼になったと推測されています。
沼にはガマならぬサンショウウオが生息。

硫黄コロイドが溶け込んでいるためコバルトブルーの湖水になっています。

八幡平ガマ沼展望台からは、ガマ沼、八幡沼、岩手山を眺望。

ガマ沼の入口に位置する見返峠(みかえりとうげ)は、いまでは小さな乗越になっていますが、八幡平アスピーテライン開通前は、藤七温泉・松川温泉・畚岳(もっこだけ)方面への下り口で、緑濃い八幡平に名残を惜しんだ地。

取材班おすすめ! 八幡平のリゾートホテル

八幡平に泊まるなら、雄大な自然を活かしたリゾートホテルがおすすめ。
八幡平マウンテンホテル(旧・八幡平リゾートホテル)、少し足を伸ばしたホテル安比グランド(本館&タワー館)なら冬のスキーリゾートとしても活用できます。
逆に言えば、夏場はまだまだ比較的オフシーズン的な扱いで、他のリゾート地よりもエコノミーに滞在できます。
「夏はスキー場、冬は海水浴場へ」というのが取材班おすすめのセオリーにもバッチリと当てはまります。

八幡平マウンテンホテル(旧・八幡平リゾートホテル)

2017年9月5日「八幡平マウンテンホテル」に改称し、リニューアルオープン。
以前はJR系のリゾートホテルでしたが、施設のゆったりとした造りは昔のまま。
夏場なら奮発して和洋室に泊まっても、意外にエコノミーなので、ファミリーなら和洋室などの利用もおすすめです。

ホテル安比グランド(本館&タワー館)

東八幡平エリアから少し足を伸ばして安比へ。
スキーで有名な安比ですが、その基地となるホテル安比グランド(本館&タワー館)は、本格派のリゾートホテルで、和・洋・中・焼肉・バイキングとバリエーションをそろえた5つのレストランが自慢。
まさに滞在型のリゾートで、夏休みなら本館のメゾネットに泊まっても案外エコノミーで驚きます。

八幡平ガマ沼
名称 八幡平ガマ沼/はちまんたいがまぬま
所在地 岩手県八幡平市八幡平
関連HP 八幡平市観光協会公式ホームページ
ドライブで 東北自動車道松尾八幡平ICから6kmで八幡平アスピーテラインの入口、東八幡平。さらに八幡平アスピーテラインを21kmで山頂駐車場
駐車場 八幡平頂上第二駐車場(無料)を利用
問い合わせ 八幡平市観光協会 TEL:0195-78-3500/FAX:0195-78-3838
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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