宇佐のマチュピチュ

宇佐のマチュピチュ

耶馬渓最南部の大分県宇佐市院内町西椎屋(にししいや)にある景勝地。円錐形をした山の峰と棚田の風景が、世界遺産であるペルー・マチュピチュの空中都市に似ていることから「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれています。「マチュピチュの景」とも「西椎屋の景」とも呼ばれる絶景です。

国道387号(柿ノ木峠道路)から望む西椎屋地区の景

宇佐のマチュピチュ

国道387号(柿ノ木峠道路)から望むことが可能で、秋には紅葉も加わってさらに美しさを増します。

国道387号は、院内町の大きな谷を北から温見野高架橋、上野地高架橋、西椎屋高架橋という連続するバイパスで通過していきますが、「宇佐のマチュピチュ」は、上野地高架橋を過ぎた西椎屋バス停から旧国道を少し戻ったところが展望所。

案内板のある「宇佐のマチュピチュ展望所」から南西側の西椎屋集落を眺めると、その光景が「まさにマチュピチュそっくり」というもの。

ちなみに円錐形の山(無名峰)は、火伏の神として地元では「秋葉様(あきばさま)」と呼ばれ、尊崇されています。

また西椎屋集落の川を隔てた東側には、恵良川を挟み来鉢(くばち)集落の棚田もあるので、耶馬溪(やばけい)などとともに、合わせて巡りたいところ。

宇佐のマチュピチュ
名称宇佐のマチュピチュ/うさのまちゅぴちゅ
所在地大分県宇佐市院内町西椎屋
関連HP宇佐市公式ホームページ
ドライブで宇佐別府道路院内ICから約18.5km、安心院ICから約17km
駐車場展望所駐車場(6台/無料)
問い合わせ宇佐市観光まちづくり課 TEL:0978-27-8171/FAX:0978-32-2331
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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