富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿

富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿

世界遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産になっている、富士山信仰の中心、富士山本宮浅間大社。本殿へと続く拝殿・幣殿は、本殿同様に駿府隠居の前年の慶長9年(1604年)、徳川家康が造営したもの。本殿と拝殿をつなぐ部分が幣殿で、拝殿・幣殿は国の重要文化財に指定されています。

本殿と同様に徳川家康の造営

富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿

檜皮葺き(ひわだぶき)、丹塗りの幣殿・拝殿ですが、蟇股(かえるまた)、虹梁(こうりょう)の彫刻部分は極彩色に彩られています。
それでも家光造営の久能山東照宮や日光東照宮ほどのきらびやかさはなく、家康の質実さが伝わってくるかのようです。
幣殿部分はもともと石畳だったのが、現在は床に改められています。
拝殿は、間口5間、奥行5間で、正面が入母屋造り(いりもやづくり)、背面が切妻造りとなっています。

取材協力/富士宮市観光協会、富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社 楼門

富士山本宮浅間大社 楼門

2018年8月23日
富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿

富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿

2018年8月23日
富士山本宮浅間大社 本殿

富士山本宮浅間大社 本殿

2018年8月23日
富士山頂上浅間大社奥宮

久須志神社

2018年8月23日
富士山頂上浅間大社奥宮

富士山頂上浅間大社奥宮

2018年8月23日
富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿
名称富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿/ふじさんほんぐうせんげんたいしゃはいでん・へいでん
所在地静岡県富士宮市宮町1-1
関連HP富士山本宮浅間大社公式ホームページ
電車・バスでJR富士宮駅から徒歩15分
ドライブで新東名高速道路新富士ICから約8km
駐車場150台/30分まで無料、以降有料
問い合わせ富士山本宮浅間大社 TEL:0544-27-2002/FAX:0544-26-3762
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
富士山本宮浅間大社 楼門

富士山本宮浅間大社 楼門

世界遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の富士山本宮浅間大社。徳川家康造営の社殿が残されていますが楼門もそのひとつ。2階建て入母屋造り(いりもやづくり)で、正面と両脇に扉が付いています。さらに楼門の左右には慶長19年(1614年

富士山本宮浅間大社 本殿

富士山本宮浅間大社 本殿

慶長9年(1604年)、徳川家康が関ヶ原合戦の戦勝のお礼、徳川幕府の安泰を祈願して造営した社殿のひとつが本殿。「浅間造り」(せんげんづくり)という浅間大社独自の造りで、2階建ての楼閣造りになっています。1階は5間4面葺卸(ふきおろし)の宝殿

富士山頂上浅間大社奥宮

久須志神社

富士山頂火口の北側、富士登山道の吉田口・須走口の山頂に鎮座するのが久須志神社(くすしじんじゃ)。富士宮の富士山本宮浅間大社の奥宮です。火口南側の富士宮口山頂にある奥宮と対をなす存在で、山頂到達後はお鉢めぐりが習わしとなっていました。「高齢者

富士山頂上浅間大社奥宮

富士山頂上浅間大社奥宮

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