渡良瀬橋

渡良瀬橋

栃木県足利市(あしかがし)を流れる渡良瀬川(わたらせがわ)に架かる昭和9年完成の6連ワーレントラス橋が、渡良瀬橋。栃木県道5号(足利太田線)の橋で、歩行者および自転車の通行は禁止。渡良瀬橋に並行して上流側に人道橋(渡良瀬橋側道橋)が架かっています。

森高千里の歌『渡良瀬橋』で一躍有名に

渡良瀬橋

足利は、明治4年、廃藩置県により足利県の県都となった町(11月に栃木県に)で、明治半ばには全国屈指の織物産地として繁栄しました。
足利の繁栄を背景に明治35年7月20日に木製近代橋(斜材は木、垂直材は鉄のアーチ橋)が架橋されたのが初代の渡良瀬橋。
昭和9年11月に陸軍の大演習が足利で行なわれることになり、重量のある陸軍の車両が木製の渡良瀬橋を通行するのは困難ということで架橋されたのが現在の渡良瀬橋で、櫻田機械製造所の施工。
橋長243.27m、幅員5.5mの下路平行弦6連ワーレントラス橋です。

平成元年、森高千里が足利工業大学の応援団が模範演技を発表する『リーダー公開祭』に訪れたのがきっかけで、足利を知り、テレビ東京系の旅番組『いい旅夢気分』のエンディング曲として作詞したのが『渡良瀬橋』。
渡良瀬橋の100mほど下流には「渡良瀬橋」の歌碑も建てられています。
歌詞に登場の「床屋と公衆電話」、通7丁目交差点界隈にあり、八雲神社は足利公園に隣接する上宮です。

渡良瀬橋
渡良瀬橋
名称 渡良瀬橋/わたらせばし
所在地 栃木県足利市通〜田中町
関連HP 足利市公式ホームページ
電車・バスで 東武足利市駅から徒歩15分、JR足利駅から徒歩20分
ドライブで 北関東自動車道足利IC、太田桐生ICから約6km。東北自動車道佐野藤岡ICから約18km
駐車場 なし
問い合わせ 足利市観光協会 TEL:0284-43-3000
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
『渡良瀬橋』歌碑

『渡良瀬橋』歌碑

栃木県足利市通3丁目、渡良瀬川の左岸(上流から見て)、渡良瀬橋の下流100mほどの河畔に立つのが、『渡良瀬橋』歌碑。平成5年1月25日発売の森高千里の17枚目のシングルが、『渡良瀬橋』。平成19年、渡良瀬橋と夕日の見える場所に歌碑が建立され

足利駅

足利駅

栃木県足利市伊勢町1丁目にあるJR両毛線の駅が、足利駅(あしかがえき)。織物の町・足利の繁栄を背景に、明治21年5月22日、両毛鉄道の駅として開業した歴史ある駅で、現存する駅舎も昭和8年築の木造駅舎で、土木学会選奨土木遺産、さらに関東の駅百

 

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